我々が恐れなければならない唯一のものは、恐怖そのものである。
如何に世間が判断を誤りやすいとはいえ、偽の偉さを厚遇する例の多さは、真の偉さを冷遇する場合を、さらに上回るものがある。
人々はお金で貴いものは買えないという。そういう決まり文句こそ貧乏を経験したことのない何よりの証拠だ。
命は心を運び、伝えるものだ。自分からふれ合おうとしなければ、何も生まれない。
目を閉じて触れてみる。この手、この腕、これが僕だ。見ようとしなければ、僕は本物の僕自身に触れることが出来るだろう。そしてその手応えが、何よりも生きてるってことの証になってくれるのさ。
瑠璃柳(ルリヤナギ)その12。
『下妻物語』
繊細な耳にだけ聞こえる真理を、彼等彼女等は取るに足らぬこと虚偽に等しいことと言う。世の中に大きな騒ぎを引き起こす神々だけを彼等彼女等は信じているのだ。
合うは離れの始めにして、楽しみは憂いの伏する所なり。
手慣れたものには飛躍が無い。常に猛烈な素人として危険をおかし直感に賭けてこそ、閃きが生まれるのだ。
人間に生まれ この煩悩に曇る目で無限を覗く楽しみを教えられ
『天気の子』
一人でするのも気持ちはいいが やってほしいの 耳掃除
倉敷美観地区の陶芸店に勤務しております。書痴で音痴で方向音痴な甘い物好き。好きな音楽のジャンルはプログレ。得意技は投げっぱなしジャーマンです(色々な意味で)。
フォロー中フォローするフォローする