よらんの健康体操
久留米(広川町) 竹島 政悟(七七歳)
福岡県広川町当条地区で老人クラブの自主組織として「健康体操教室」を立ち上げ現在も代表者として教室の運営に取り組んでいます。ことの発端は平成31年に広川町役場福祉課より「ふれあいいきいきサロン助成事業」についてのお話があり、地区の役員の方々と取り組み内容について検討を重ねた結果、介護予防として健康体操に取り組むこととし、名称を「よらんか健康体操教室」として開設することとしました。
6年前の令和元年7月に第1回目の教室を開催し毎月第3金曜日の午前9時30分より11時までの1時間半、当条地区公民館にて区民、老人クラブ会員を対象に活動しています。広川町及び講師として介護予防サポーターの方も加わり、令和5年度実績は年間延べ226名の参加(月平均20名)広川町及びサポーターの方の参加は78名(月平均6名)でした。
教室の内容は、自宅で体温・血圧を測定し、受付時に記録し毎月の推移について管理を行う。また、茶持参、動きやすい服装で参加すること。当日のスケジュールは次のようになっています。
1.はじめの体操
2.からだほぐし
3.頭の体操
4.まち子ちゃん元気アップ体操
〈休憩〉
5.いきいき毎日ストレッチ
大事な3か条
① 伸びているところでとめる
② 数を数える
③ 気持ちいいと感じる程度
6.いきいき貯筋トレーニング
大事な3か条
①ゆっくり行う
②数を数える
③出来る範囲で行う
〈休憩〉
7.口腔体操
8.レクレーション
9.おわりの体操
参加した方からのお声は次のとおりです。
① この教室に通い始めて、多くの知り合いを得ることが出来ました。
② 話すことが苦手な私が、自然と楽しく話が出来るようになりました。
③ 離れて住んでいる方の近況が手に取るように知ることが出来ました。
④ コロナ感染拡大中に色々な行事が中止になりました。そんな中で、情報に飢えていた私たちに潤いを与えてもらいました。
⑤ 年2回行われるレクレーションの「スカットボール」で景品をいただくのが楽しみです。
⑥ 毎回運営していただく広川町、介護予防サポーター、スタッフの方々に感謝しています。
⑦ 毎年4月に発表される「皆勤賞」は楽しみです出席ポイントを貯めて賞品をゲットします。
⑧ 体の続く限り教室に通い、教わったトレーニングを基に、健康寿命を延ばしたいです。
本活動は「通いの場」「語らいの場」の環境を作り、愉しみながら健康寿命を増進することを大きな目的としています。今後とも地域の皆さんの声を聞き、皆さんのお役にたてることに取り組んで行きたいと考えています。