木 葉 俳 句 会
福岡支部 鎗水 敬次郎
過去2回、「くす」平成13年1月(83号)と、平成19年1月(101号)
に掲載しましたので、今回は視点を変えて世話役の目線で紹介させていただきます。
会員は年を追うごとに少なくなるのは如何ともし難く現在は13名ですが、会報
は毎月の句会ごとに欠かさず発行し、この1月で600号の大台に乗りました。
本句会の発足は昭和43年ですが、会報の発行はそれから5年ほど経過してから
のようです。今更ながら50年という重みをひしひしと感じます。
この50年間を、既に故人となりました3名の方が世話役を務められました。
初代を松延翠史氏20年間(昭和45年~平成元年)、第2代目を美山青嵐子氏
9年間(平成2年~平成10年)、第3代目を山口正義氏6年間(平成11年~
平成16年)と務められ、第4代目として鎗水蒼水が引き受け、現在15年目を走
り続けているところです。
常日頃心から感謝していることのひとつは、毎月の俳句会がとても便利な、天神
のど真ん中でもある福岡電友会の事務室で開催させていただけること、2つは、遠
い朝倉から、石丸アタヱさん、田川から谷﨑紀代さんのお2人が万難を排して必ず
句会に出席されること。3つは、全員が素晴らしい作品を毎回投句されていること
です。
吟行をしたい、会員の自選句集も発行したい、など気になる懸案事項もあります
が、高齢にたじろぐばかりで要望に応えられず申訳なく思っています。
余談ですがテレビのRKB毎日放送で、「プレバト」という俳句や生け花などを
組み合わせた番組が毎週木曜午後7時から放送されており、出演者の作品に・・・
「才能あり」、「凡人」、「才能なし」の評価が下され、夏井先生と梅沢富美男氏
等の毒舌無遠慮なやりとりが人気となっています。
俳句をされない方でも大いに楽しめますので、もし気が向きましたらチャンネル
を押してみて下さい!