「サークル紹介」
囲碁愛好会 福岡支部 川浪 光一郎
囲碁愛好会は碁力に応じて、初級~中級~段位となっており、自らの実力に応じて対戦しています。日頃から、基礎的な技術や定石等を学び、仲間同士の対戦をもとにそれぞれ研鑽を深め、各人の目標に向けて取り組み中です。大会も年に一〇回程度開催し、各自四局対戦し、勝ち数の多い順に賞を授与しています。成績優秀な方は月刊誌「囲碁研究」で発表され、都道県ごとに得点と氏名が掲載されています。また、例会や大会当日は月刊誌「囲碁研究」の問題について意見交換を実施し、問題の研究・対局の感想等会員相互間で和気あいあいの雰囲気で賑やかなサークル活動を行っています。現在、会員は高齢化が進み、若い方を募集していますが、高齢化の仲間同士で大会を進めているのが現状です。囲碁も最近では若い方の対戦も多く感じ、囲碁愛好会に入会されることを心から希望しています。
+自彊術部
久留米支部 町田 景子
全国でも珍しい、久留米支部「自彊術部」を紹介します。平成二十九年三月、十名でサークルとして立ち上げ、今年で四年目を迎え現在は女性のみ十二名で活動しています。自彊術(じきょうじゅつ)とは耳慣れない難しい名称ですが、大正五年中井房五郎氏の治療法から工夫されたもので、単なる健康体操ではなく「万病克服の治療体術」だと伝えられています。その淵源は中国三千年昔の「按蹻導引術(アンキョウドウインジュツ)」の流れを汲むもので、「按蹻」とは現在の按摩、マッサージ、指圧、カイロプラクティック、整体術などを総合した手技療法と考えてよく、「導引」とは呼吸法を兼ねた健康体操と思えば良く、現在中国ではこれらを「気功」と総称しています。体操の内容は三十一の動作があり、各人の身体状況に応じ、その身体可動の極限まで動かす全身運動です。毎週第1・2・3水曜日、それぞれ家庭菜園で収穫した野菜や自宅で獲れた果物、旅行のお土産など色々な品物を持ち寄り、皆さんでお裾分け、賑やか時間を過ごし、十時半になり早速会員の三渕先生指導の下体操を開始します。まず顔擦りと足揉み、その後三十一の動作体操、健康に関するお話や療法など多彩なメニューを十二時までみっちり体を動かしています。「お陰で腰痛が軽くなった」「膝の痛みが軽くなった」等の嬉しいお声も聞かれます。三月から新型コロナ感染拡大防止で活動を自粛していますが、再開を心待ちにしているこの頃です。