遊 苑 俳 句 会
北九州支部 豊 福 真 弓
小倉城散策(平成30年4月7日)
遊苑俳句会は、平成13年7月に発足して今年で17年になります。
発足時、電友会北九州支部の事務局長であった、小野泰之氏や上村宏氏のご尽
力で部外講師石川一歩先生(俳句結社「色鳥」主宰・(現)北九州俳句協会会長)
をお迎えして、毎月第一月曜日の午前中に小倉北区のOBサロン「遊苑」で句
会を開催しています。
当句会のスタートは8名でしたが、俳句のレベル向上の為一般の方にも入会
いただき、徐々に親睦の輪が広がり20名を越える会員数となり充実した句会
となりました。
私は、前任の末次哲氏の後を引き継ぎ4年目になります。当初は、諸先輩が
育んでこられました歴史の重みと責任の大きさに押し潰されそうでしたが、先
生の温かいご指導と会員の皆さんのご協力のお陰でどうにか円滑な俳句会の運
営が出来るようになりました。そして、3年前の15周年を機に、遊苑俳句会
(NTTOB)と色鳥俳句会(一般会員)の二つの句座に分割し活動すること
になりました。
分割後の遊苑俳句会は、一時的に会員が減少しましたが、皆さんのご協力で
現在14名となり、先生の熱意あるご指導のもと、部外の俳句大会、「ふるさ
とお国自慢コンクール」にも入賞者を出しています。又、秋には、NTT文化
祭、市民センター文化祭にも参加しております。
さらに、俳句のスキルアップを図る為に、年4回(春と秋の吟行、色鳥俳句
大会、新年会等)遊苑俳句会と色鳥俳句会合同の行事等実施しております。
遊苑俳句会は、今年度の課題として、5月の総会で句会200回記念行事の案
が出ており現在検討中です。
皆さんも身の周りの事、自然と触れ合い季節の移り変わりを五七五に表現し
てみませんか。俳句に表現することが生き甲斐の一つとなってもらえるように、
明るく楽しい俳句会を目指したいと願っています。
平成30年4月7日(小倉城散策)花の吟行 当日の高点句
◎ 花咲いて城の容の展がりぬ
◎ 満開も散りゆくもよし花見かな
◎ 散りてなほ夢を運びぬ花筏
◎ 咲くも美し散るもまた美し桜かな
◎ 異国語も混じりて城の花の宴