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宣伝美術家TOMのブログ [1000-B]

宣伝美術家TOMの日常・演劇・デザイン・カメラなブログ。

出会い

2006-02-26 01:09:38 | 宣伝美術
今回「ピクニック伝説」の舞台を手伝ったことで、とあるデザイナーさんとお話しする機会がありました。
TOMは素人宣伝美術家。活動はやっぱり趣味の域。なので本職の方の話すことはリアリティがあり(そりゃそうだ)とてもワクワクしました。奈良だけで活動する素人と、東京・大阪・京都でデザイナーとして活動されているその人とはスケールの違いがヒシヒシと感じられました。奈良は井戸の中のなんとやらです。まあ関西に進出したって全国からすると狭い井戸、全国ですら世界から見たら井戸なのかも知れないですが。・・・地球も井戸?まあ奈良は確実に井戸です。
そんな僕でも「宣伝美術家」として認めて下さって、宣美を取り巻く環境や仕事のジレンマ、やりがいなどを対等に話させていただけたのがとても嬉しかったです。そしてお互いが持ち歩いているフライヤーを何種か交換して、ささやかな意見を交わす。とても楽しい時間でした。

TOMは事あるごとに素人であることに誇りを持ち、同時にそれを逃げ口上にもしています。だって素人だから<-ほらね
しかしデザイナーさんと話している間、僕は一人の宣伝美術家でした。

そうか!素人でも本職でも宣美は宣美なんだ!たったこれだけで少し遠くが見えた気がしました。
これからも細々と頑張りますよ。

素人だけどね。

p.s.
そのデザイナーさんとは、何度かブログにコメントいただいているshimizuさんです。いつも閲覧ありがとうございます。またお会いできるときを楽しみにしてます!

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2 コメント

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こちらこそ恐縮です (shimizu)
2006-02-27 02:24:34
生ものの芸術である舞台の世界により近い立ち位置で、DIY精神溢れる姿勢をもって宣伝美術に向かうTOMさんの方が、自分にはあこがれに写ります。この仕事を始めたころの「よりよいものを作りたい」という気持ちが甦ってきます。

私は他のデザイナーさんの素晴らしいチラシに惹かれて劇場に足を運び、実際の舞台本番が素晴らしかったという幸せな経験を何度もしています。今度は自分がお客さんにそういう経験をしてもらえるようにと仕事をしているつもりです。



「狭い井戸」についてですが、東京のような都市では創作されたものが「消費」されるスピードが速すぎて、じっくりと創作に取り組めないという現実が実はあったりするのです。奈良や京都のような街では余計なプレッシャーが掛からずのびのびと創作でき、そう見ると「井戸」という環境が有効でもあるのです(実際に、最近劇団ごと東京から京都へ引っ越してきたところもあります)。ある意味、私自身もその環境にどっぷりとお世話になっているのですが… (^^;)



ともあれ、どこでどんな立場であれ、「感動の起点」として宣伝美術の仕事をしてゆきたいですね、TOMさん!

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感動の起点 (TOM)
2006-02-27 20:59:43
まさにその通りですよね。

舞台を知る入口を飾るのは我々宣伝美術の仕事です。

舞台に完全に呑まれたデザインだとお客は来なくなり、すごく良いデザインで期待させても舞台と方向がずれているとお客はがっかりし・・・



禅問答のようだ・・・(@_@;)
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