宣伝美術家TOMのブログ [1000-B]

宣伝美術家TOMの日常・演劇・デザイン・カメラなブログ。

備え、のための負担

2006-06-02 23:10:39 | カメラ話
先日の舞台撮影で冷や汗をかいた機材の故障、それで見えた素人の限界(詳細は先日書いたエピソードをどうぞ)。これ、宣伝美術にもそのまま当てはまる話だと思います。

いつ壊れてもおかしくないカメラ、パソコン、プリンタなどの「機械」。失敗するかもしれない印刷。本職(会社)が忙しくなると削られる製作時間。僕がプロを名乗るには、故障に備えた予備機材も、失敗を自腹でカバーできる報酬も、会社に干渉されない製作時間もありません。だから作り上げる物が「素晴らしい」と言われたからといって、プロは名乗れないのです。

少しずつ進歩する製作物に合わせて報酬も少しずつ上げてます。でも、しょせん素人の額を超えていません。良い物は作れても、不測の事態に素人の対応しか出来ないからです。これからもこのバランスは続くでしょう。

ところでTOMのカメラ(DimageA1)を検索したところ、TOM同様の症状で動作が完全に止まる欠陥があるようでした。メーカーがカメラ事業を撤退したため修理も心もとない様子。リコールクラスの故障なのに完全停止以外は有償修理というのが厳しい。

つまり故障するまで使い続けるしかない状況です。あながちシャレですまなくなってきたカメラ2台体制。撮影予定があるのでそんなに長くは修理に出せないし。

本番までもって下さい!終わったらきっちり壊れて無償修理で!
我ながら身勝手だな・・・

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