宣伝の仕方って、様々だなぁと思う。
以前、京都散策していたときに、
こんな看板を見た。
何となく、最後の砦感もすごいし、
救世主かもしれない感もある。
他でダメなら、ここに行ってみようと
記憶に残る。
そうだ、今自分で言って気がついた。
宣伝って、記憶に残ってナンボだ。
さて、私は先日大きな書店で
面白そうな本を物色していた。
こんな本を見つけた。
ほうほう、なるほど。
小説以外しか買わない私は
ハードルが低いぞ。
なんと、3000冊だって?
こりゃ負けたな!
『読んで欲しいと心から思える一冊で
くるりんぱ。(本をひっくり返す)
す。』
おぉ、一冊で、で敢えて止めて
ひっくり返さずにはいられない心理を利用か。
いいだろう。実際、続きが気になって
ひっくり返したしな。
うんうん、社会の不条理さね。
憤懣やるかたないね。
いえいえ、こちらこそ
ありがとうございました。
…おぉっと!
最後まで読んでしまったじゃないか、
こんなに長い宣伝文句を!
そして、見事に心打たれて、この本を
掴んでレジに向かってしまったではないか!
いやはや、でも別に誇張してるわけでなく
誇大広告でもなく、ただただ事実を
述べているだけなのよ。
『500Pを超える本。怯む気持ちは分かります』
ここに惹かれたかな、ズバリ。
実際の表紙は、こんな感じ。
何か、ミステリー小説っぽいよね。
カバーの宣伝効果、凄い。
最初だけサラッと読んだけど、
いやー、これ、ほんとに止められない。
文章が巧い。
おっと!時間がない!
投稿、エイ!