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うさぎとベリーダンスとダラブッカ “KT LOVES Lapin”(セクシー田中さん)

もう、どないせぇっちゅうねん。


困ったことが起きている。

以前も言ったが、私は本の片付けを
しているところだ。

もくじや本編を
ザックリ・オブ・ザックリに読んで
処分しようと思っていた
大槻ケンヂのエッセイ。

処分一冊目!と、最初に手に取った
この本が地獄の一丁目だった。


これが…
もう、ベラボウに面白いのだ、
色んな意味で。
ページをめくる手が止められない。
(そういう本を、ページターナーという。
覚えておきな!)



笑えるという純粋な面白さ、
雑学が増える面白さ、
知らない世界を疑似体験する面白さ、
モノの見方が変わる面白さ、
考えさせられる面白さ、
挙げ出したら枚挙に暇がない。

読書の際、私は気に入った箇所や、
いいなと思った表現をノートに
控えている。この本は、それを
取捨選択できないほどあって、
さすがに書くだけで大変なのだ。 

そこで思った。
もう、捨てなくていいじゃないか、と。

いや、これね。
仮に、オーケンが40代で執筆した
本なら処分できてたかもしれない。
でも、なんと、これは26歳の時に
執筆したものなのだ。
私が26で、物事をこんな風に考察
できてたかと問うと、即答でイイエだ。


オーケンが26のときに執筆したと
いうのも凄いけど、
現在オーケンは56だそうで、ざっと
30年も前の本を手にしているのだと
思うと感慨深いものがある。


文才のある人が書く本は、
本当に隅から隅まで面白い。
捨て曲がない山下達郎の音楽のようだ。
私は、あとがきや解説まで読んでしまった。

この本は、私に読書とは何かを
改めて考えさせてくれた。
やはり、読書はいいものだ。
知的財産だ。

あ〜、やれやれ。
しばらく本が捨てられそうもない。
困ったね、こりゃ。

ではでは、またね。

p.s.
読んでないと思うけど、
大槻ケンヂさんよ。
30年も前の本だけど、やはり
面白い本は何年経っても面白い。
もう、本捨てられへんやん。
どないせぇっちゅうねん、オーケン!

🎂🐇宣伝🎂🐇






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