家暮楽(賃貸)

賃貸借契約の特約条項・補説、現況写真、設備付帯状況

お部屋探しの物件検索条件付け

2019-05-06 17:50:38 | コラム
「サブスクリプション(定額課金)サービス」 (以下、「サブスク」という)
モノを買うのではなく、
商品やサービスの対価を利用した期間に応じて定額で料金を支払うサ-ビス、
サブスクがトレンドだ!!・・・とかいう記事を見た。
  
何種類ものサブスクを、アプリで、ちょちょいと利用するのだとか。
 
シェアリングサービス」も、
所有のためのまとまった支払いを回避して、
使用する分だけの利用料の支払いに留めるもので、
分割払いというファイナンス(金融)要素も含んだ「サブスク」なのだろうし、
広く捉えるならば、
従来からある賃貸住宅」もサブスクであるという解釈もでき、
サブスクなんて、新しいような言葉で囃し立てようとしてるけど、
「昔からあるサービスやん。」と、ツッコミを入れていいと思う。
 
関連記事には、
「消費しない若者」、「コスパ若者」とかいろいろ掲載されていたけれど、
どうも、ポイントがズレているような気がする。
若者は、特に働き始めの頃は、給料は多くないし、
大して消費なんてできないもんだし、
20年、30年前の若者かて、コスパの意識は十分にあったと覚えている。
つまり、若者は、今も昔も、芯の部分では、
びっくりするほどは変わってないのだと思う。
今の若者は、昔より、全般的に打たれ弱くなった感はあるけど、
それは、情報量・選択肢が溢れすぎていて、
何かに絞って、たたき上げし損なっているだけかもしれない。
地力はあるはず。 叩けば鍛えられるし、磨けば光る。
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便利だからと言い訳を付けて、
たくさんのアプリを、たくさんの機能を、サービスを求めれば求めるほどに、
ただただ、煩雑になり、時間を削られ、コスパも悪化するだけ。
増え過ぎてしまったアプリ・機能・サービスを、
断捨離で削り落としていく作業は苦痛でしかない。
・・・で、ようやくタイトル本題、
お部屋探しの際の検索条件も、
「予算上限」と「広さ」と「地域」だけから始めてみては??
検索結果の表示件数が多すぎるときは、
「家賃」か「広さ」などで「並べ替え(ソート)」して、
それぞれ上位30件だけを検閲してみればいい。
最初から、「TVモニター付インターホン」とか「インターネット無料」とか
条件付けを、あれもこれもと増やして、
検索結果表示件数を減らすことで、楽をしようとすると、
自分にとって丁度いい物件と出会えなくなる。
足るを知り、物件を選ぶ。
選んだ物件で、ちょっと不便なことが判明しても、
存外、工夫でどうにでも過ごせるもの。