※一昨年頃の記事(2018-2019)
黒磯・那須塩原平地では桜が徐々に満開になりつつあります。開花は2019年は、4月10日には開花する
サイクルであった。風が常時冷たく、6分咲きの桜が多い印象であったが、gwゴールデンウイーク頃並みの暖かい
暖気に囲まれて週の後半には一機して、満開になっていった。
ミズナラにも芽吹きがでてきました。那須町も春の陽気です。那須神社にも、ご神木のミズナラは大変立派であり、
寒冷であり、日当たりが良く、風通しのよい斜面側に好んで生育するのが本種の特徴である。その名の通り、水分を好み周囲には、
小川やダムなど山からの雪解け水が流れる場所にはブナと混在して生育する。
シラカシにも、芽がでてきました。吹きおろしの風が若干だが影響した為か、本来常緑のはずの
本種だが落葉する傾向にあり2月の(厳寒期)には越冬芽を残して全てといっていいほど落葉した。
そして、なんとか那須町 標高500mの場所で越冬したフィカス・プミラ。下葉が徐々にでてきて
生育しつつあります。間違いなく国内で最も寒い地域で栽培されていると思うが、この生育具合だと
青森の八戸の市街地・軒下。(仙台)はもちろん。場合によって函館・北海道の一部でも、生育は可能だという
事が分かる。その後の生育においても、生育良好であり、毎年冬芽・越冬場所を考慮さえすれば、多少痛んだとしても復活していくだろう。
白河や福島市街地では、一部の耐寒性ヤシやユッカ・ロストラータが越冬可能になる地域があるので、
今後は、日本海側や一部の山沿いの市街地でも越冬できるのか調査を行っていきたい。
関東平野部まで南下すると、多肉植物の一種や観葉植物が越冬可能になり、植栽種が多様化していっている様子が分かる。
那須高原地でも、最低気温8℃程度をキープさえすれば熱帯種の植栽も当然可能になるといわれている。
この写真のブーゲンビリア・サンデリアナは立春から徐々に開花しはじめて、来園者の目を楽しませていた。
しかしながら、当然ながら東北よりの寒い寒気団が南下してくる事もある。特に1月中は、
那須高原は長い間山からの吹きおろしの風が冷たく、感じる日々が多く人間においてもジーパンでなく、
スポーツ用の下地が暖かいズボン(シャカパン)が良い。
<私が選んだ生産向きの樹木>
アカマツにおいては上部は剪定したものの、木本来の生育を促す為、基本控えめで行った。
・樹種は、アカマツ、一部マユミ、ヤナギ類
※上部を剪定したのは。風を考慮して、幅広で樹種の根本が太い樹木にする為である。
アカマツ
コブシ
ヤナギ
黒磯のソメイヨシノ
目指す点としては、黒磯のソメイヨシノの様な樹形で(幅広で・高木の中では高さが低い)である。しかしながら、桜の多くは、剪定を嫌う樹種・ヨシノ桜系統だと言われている。その為、多くの植栽物に限っては、年・春・剪定・秋に間引きを行うのが好ましい。
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