福岡県柳川市沖の端は一番柳川らしいところ、北原白秋の生家、柳川お花の白壁が有る。お堀が市内のいたるところに張り巡らされており、そのお堀は、約４００年前柳川城築城に遡ります。治水・利水の為に人工的に掘って整備されました。柳川の川下りはお堀巡りです。これを撮影したのは、うなぎの「本吉屋」の側で、うなぎ蒲焼の美味しい匂いを嗅ぎながらの撮影。柳川に来たらせいろ蒸しを食わずして・・・、今日も川下りで賑っていた。
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この時期なると、必ず撮りに行く山桜がある。その山桜の下にひっそりと咲くやぶ椿が桜とは対照的に可憐な花を見せてくれます。
「落（おち）ざまに 水こぼしけり 花椿」 松尾芭蕉
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宮崎県椎葉村の民謡【ひえつき節】の一節にある、 庭の山椒（さんしゅ）の木 鳴る鈴かけて ヨーオー ホイ鈴の鳴るときゃ 出ておじゃれヨの 庭の山椒（さんしゅ）の木の花です。花は小さいですが、春のこの時期に元気を貰える花です。
「ひえつき節の伝説」
椎葉村は、「ひえつき節」の里としても知られる。もともとこの「ひえつき節」の始まりには、ひとつの切ない言い伝えがある。800年前壇ノ浦の戦いに敗れた平家の残党は懐の深い山里へ逃避行をはじめた。 その一団がたどり着いたのが、この椎葉であった。彼らはこの山奥でひっそりと農耕生活をはじめたそうです。
この唄は、文字通りヒエを搗（つ）く際に、歌われた労作唄です。冬になるとどこの家でもヒエは搗（つ）いたが、何か祝い事でもあるような家は、たくさんのヒエを搗く必要があり、大勢の人に頼み6人1組で搗いた。調子を合わせ威勢よく搗き、歌い手たちはその横でこの唄を賑やかに唄いはやして景気をつけた。この大がかりなヒエつきの場は、若い男女が出会う場にもなっていたそうです。
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