妄想日記

本当にあったこと、妄想してみたことごちゃ混ぜにして全部詩にしてみた。

秋風

2020-10-02 21:30:00 | 妄想日記
映画の終わりの5分間のようだなと思う。幸せで、楽しくて、少し寂しい。僕は君といると切ないんだ。どれだけそばにいて、手を繋いで抱きしめても埋まらない隙間があるように感じる。

埋まらない隙間が恐くて、どうやって埋めようか試行錯誤の毎日。始発駅があって終着駅があるようにいつか僕らも終わってしまうのかと怯える。
君からする金木犀の香りもいつか思い出せなくなるんじゃないかと思ってしまう。

冬になれば秋の過ごしやすさも凛とした風も忘れてしまうように、オリオン座が輝くから秋の満月を思い出せなくなるように、一瞬で通り過ぎていく秋のような君だから
切なくて哀しくて愛おしい。

切ないのは刹那だからなのかもしれない。

埋まらない隙間があるから僕は君を大切にしたいし愛おしいと思うのかもしれない。



秋風

2020-10-02 21:15:00 | poem

君といるといつも切なくて

近くにいても

傍にいても

手を繋いで抱きあっても

埋まらない隙間


幸せなのに 楽しいのに

どこか切ない

秋風が吹くみたいに


いつか終わってしまうような気がする

いつか思い出すこともなくなってしまう

気がする

そんな恋


だからこそ

君を大切にしたいし

君を愛おしいと思う





世界が終わるそのときも

2020-10-01 21:45:00 | poem

世界の終わりはどんな色なんだろう。燃えるような赤か、澄んだ青か、すべてを包み込む黒か。世界の終わりが緑色なら君を思いながら消えていけるのにね。


世界最期の日の次の日はどんな光景なんだろう。君が存在した痕跡は残っていてほしい。いつか芽生える生命と君の痕跡が触れ合うならとてもロマンチックよね。


明日世界が終わるとしても私は君への思いは誰にも教えないわ。最期のときまで私はあなたにとってただの他人でいたい。