今日は、あるお客様の話をさせてください…
一年前になるでしょうか………初回はお母様に抱きかかえられて来院されたN様。
その三週間前に34週の赤ちゃんを死産という形で出産されていました。。。
どうにも出来ない悲しみに、一日中泣きくれて過ごす娘さんに、以前のように明るく元気になってほしい。。。
そんなお母様の予約の電話は必死でした。
メイシャンが、坊やの妊娠時の数ヶ月に渡る入院生活の間に、知り合ったママ友達で同じ経験がある方に以前聞かせて貰った
『しばらくは、辛くて辛くて外に出られなかった』
話が頭をよぎり、ご予約を先送りするべきか、真剣に悩みました。
でも、お母様の『娘の為に何かしてあげたい』気持ちに…
『受けるかどうかは別として一度来店されてください』
と応えていました。
初めての彼女は、一人では歩くのもままならない状態なのに、悲しみを見せたくない、その一心で無表情の仮面を必死にかぶっていらっしゃいました。
なので、受け答えも事務的に、症状も何も聞かずに施術に入りました。
話し好きなメイシャンですが、たまには何も話さない時だってあります(笑)
後日、彼女から『次回は一人で伺います』とご予約のメールを頂きました。
4回目の施術で、
『大分ほぐれて来ましたね』
と掛けた言葉に彼女は…
『やはり、私の体のせいで赤ちゃんは逝ってしまったのでしょうか?』
正直、言葉に詰まりました。
『ずっと、ご自分を責めてらっしゃったのですか?』
『原因不明なら私の体のせいしか無くないですか?』
彼女はやっと、泣く事が出来ました。
私は、同じ経験をされたママ友さんの話をしました。
そのママ友さんが
『今のこの子は、きっとあの時の赤ちゃんが帰って来てくれたんだ。』
って笑顔で子育てされてる事も…
その日は、真っ赤な目をして何も言わずに帰って行かれました。
その次からでしょうか…良く話されるようになって…たまに涙声になりながら、『実は此処に来始めて、随分身体が元気なんです(笑)本当に見違える位(泣笑)』
って、嬉しい告白もしてくださいました。
その翌月、メイシャンには彼女の体に赤ちゃんが宿ったのが判りました。不思議な力ではなく(笑)身体を触ってです。
『近い内にきっと嬉しい事があると思いますよ』
『??』
次のご予約は悪阻で取り消されました。
そして初めての妊婦整体の日
彼女の身体はカチカチでした。
楽天家なメイシャンも『妊娠おめでとうございます』とメール返した事を悔やみました…
そう、『また赤ちゃんがバイバイして居なくなるのではないか?』
彼女は一人で言い知れない怖い思いを抱えていました。
本当に身体は正直です。
月に一度、確認するかの様に来院され、『心配しても仕方ないんですけどね…』と笑いながら、固い身体をほぐされていました。
先月、
『年末ほぐしていただけなかったので、今月は回数増やしても良いですか(笑)』
との彼女からのメールに…予約が立て込んでるからと返しかけて、気が付きました。
彼女が前の赤ちゃんを死産された34週がもうじき来ることを
ママ友さんが隣のベッドで『あの週を無事に超えられるかどうか…』って、どれほど不安に思われていたことか…
『安定期に入った事ですし、いつか施術ついでにランチでも行きますか?』
32週でした約束を果たせたのは35週でした。
ささやかなお祝いのつもりでしたが、逆にご馳走されてしまいました(┳◇┳)
そして、メイシャンの講座の日の夜、無事に元気な赤ちゃんを出産されました(≧∇≦)
お母様とは『娘の事は誰にも話さないでください』と口止めされたのが最後の会話でしたが、
産院から電話してくださったのはお母様でした(^w^)
そして、驚いた事に
『娘の経験が何かの役に立つのなら』
と公表を希望されました。
彼女からも快い返事を頂き、今回のブログアップとなりましたm(_ _)m
『先生に出会えて、本当の意味で自分の身体をいたわる大切さを知りました。また、産後も宜しくお願いします。』
遠距離ですから、無理なさらないようにねo(^-^)o
育児楽しまれてください♪♪♪
☆☆おめでとうございます☆☆
ママ友さん、彼女の事はずっと話せませんでしたが、貴女のおかげで少なからず、彼女の気持ちに寄り添う事が出来ました(^O^)
ありがとうございますm(_ _)m
一年前になるでしょうか………初回はお母様に抱きかかえられて来院されたN様。
その三週間前に34週の赤ちゃんを死産という形で出産されていました。。。
どうにも出来ない悲しみに、一日中泣きくれて過ごす娘さんに、以前のように明るく元気になってほしい。。。
そんなお母様の予約の電話は必死でした。
メイシャンが、坊やの妊娠時の数ヶ月に渡る入院生活の間に、知り合ったママ友達で同じ経験がある方に以前聞かせて貰った
『しばらくは、辛くて辛くて外に出られなかった』
話が頭をよぎり、ご予約を先送りするべきか、真剣に悩みました。
でも、お母様の『娘の為に何かしてあげたい』気持ちに…
『受けるかどうかは別として一度来店されてください』
と応えていました。
初めての彼女は、一人では歩くのもままならない状態なのに、悲しみを見せたくない、その一心で無表情の仮面を必死にかぶっていらっしゃいました。
なので、受け答えも事務的に、症状も何も聞かずに施術に入りました。
話し好きなメイシャンですが、たまには何も話さない時だってあります(笑)
後日、彼女から『次回は一人で伺います』とご予約のメールを頂きました。
4回目の施術で、
『大分ほぐれて来ましたね』
と掛けた言葉に彼女は…
『やはり、私の体のせいで赤ちゃんは逝ってしまったのでしょうか?』
正直、言葉に詰まりました。
『ずっと、ご自分を責めてらっしゃったのですか?』
『原因不明なら私の体のせいしか無くないですか?』
彼女はやっと、泣く事が出来ました。
私は、同じ経験をされたママ友さんの話をしました。
そのママ友さんが
『今のこの子は、きっとあの時の赤ちゃんが帰って来てくれたんだ。』
って笑顔で子育てされてる事も…
その日は、真っ赤な目をして何も言わずに帰って行かれました。
その次からでしょうか…良く話されるようになって…たまに涙声になりながら、『実は此処に来始めて、随分身体が元気なんです(笑)本当に見違える位(泣笑)』
って、嬉しい告白もしてくださいました。
その翌月、メイシャンには彼女の体に赤ちゃんが宿ったのが判りました。不思議な力ではなく(笑)身体を触ってです。
『近い内にきっと嬉しい事があると思いますよ』
『??』
次のご予約は悪阻で取り消されました。
そして初めての妊婦整体の日
彼女の身体はカチカチでした。
楽天家なメイシャンも『妊娠おめでとうございます』とメール返した事を悔やみました…
そう、『また赤ちゃんがバイバイして居なくなるのではないか?』
彼女は一人で言い知れない怖い思いを抱えていました。
本当に身体は正直です。
月に一度、確認するかの様に来院され、『心配しても仕方ないんですけどね…』と笑いながら、固い身体をほぐされていました。
先月、
『年末ほぐしていただけなかったので、今月は回数増やしても良いですか(笑)』
との彼女からのメールに…予約が立て込んでるからと返しかけて、気が付きました。
彼女が前の赤ちゃんを死産された34週がもうじき来ることを
ママ友さんが隣のベッドで『あの週を無事に超えられるかどうか…』って、どれほど不安に思われていたことか…
『安定期に入った事ですし、いつか施術ついでにランチでも行きますか?』
32週でした約束を果たせたのは35週でした。
ささやかなお祝いのつもりでしたが、逆にご馳走されてしまいました(┳◇┳)
そして、メイシャンの講座の日の夜、無事に元気な赤ちゃんを出産されました(≧∇≦)
お母様とは『娘の事は誰にも話さないでください』と口止めされたのが最後の会話でしたが、
産院から電話してくださったのはお母様でした(^w^)
そして、驚いた事に
『娘の経験が何かの役に立つのなら』
と公表を希望されました。
彼女からも快い返事を頂き、今回のブログアップとなりましたm(_ _)m
『先生に出会えて、本当の意味で自分の身体をいたわる大切さを知りました。また、産後も宜しくお願いします。』
遠距離ですから、無理なさらないようにねo(^-^)o
育児楽しまれてください♪♪♪
☆☆おめでとうございます☆☆
ママ友さん、彼女の事はずっと話せませんでしたが、貴女のおかげで少なからず、彼女の気持ちに寄り添う事が出来ました(^O^)
ありがとうございますm(_ _)m
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