「現代ビジネス」の記事(4月17日付)を読んだ。
意図的に見える文章なので、当ブログで指摘したい。
長いタイトルなのだが、前半の部分を書いてみる。
岸田首相のテロ男は、安倍元首相暗殺の
模倣犯か?テロリストの背景をこれ以上・・・
少なくとも岸田首相が襲われて間もなく、まだ何も解明
されていないのに、容疑者をテロリストと断定している。
同時に、安倍元首相を銃撃した犯人もテロリストと断定
して書いている記事である。
これは、記者のテロリストという言葉の認識が曖昧、若し
くは、テロリストにしたい作意があると思われる。
これは、読者をミスリードしたいのだろう。
テロの定義は簡単では無いので、ざっくり言えば「安倍
元首相は政治的な背景が色濃い目的というより個人の
敵意・殺意による暗殺」と考えるのが妥当である。
殺されたのが現役政治家・元首相だからテロリスト扱い
されるのだろうが、家族崩壊と犯人個人の人生を狂わさ
れたのは統一教会であると断定し、教祖を暗殺するのは
不可能と思い、その教祖家と三代の付き合いをしていた
安倍晋三元首相に敵意と殺意が向いた、のであろう。
で、岸田首相襲った男は、現時点では「テロリストである
ともテロリストではないとも言えない」だろう。
記事配信の時点ではあまりにも何も分ってないからだ。
それなのに、現代ビジネスの記者がテロと断定するのは
何故なのか。その点がとても気になったのだ。
①あまり賢い記者ではなかったから。
②襲われた政権側に心があるから。つまり御用記事。
編集長も目を通すのだから、①ではない。
だから「現代ビジネス」という雑誌社は、自民党支持の
思想を持った団体なのだろう。
判断が微妙な言葉である「テロリズム・テロリスト・テロ」を
意図的に使用し、読者をミスリードする姿勢には反感を
持たれても仕方がないだろう。
【補足】現代ビジネスを調べてみた。
2006年に加藤晴之君という保守派の人が編集長に就任
してから、論調が左寄りから右寄りに大きく変化したそうな。
それが現編集長まで続いている、と書かれていた。
・・・ ああ、やっぱりな! ・・・
でも、自民党政治屋も、それに尻尾を振る現代ビジネスも、
数%の国民をミスリードできればOK牧場なのである。
数%を騙せれば、政権は絶対に守れるからだ。