ホイッスルバード あいざわぶん

ホイッスルの吹き納めです

一月から、また値上げする商品が多数あるとのニュース。
もう、前もって教えてくれなくて結構だよ!という気分。
だって、不快なことを前もって伝えられるのって、憂鬱
じゃないですか。(ショックは突然に来た方がマシ)と
思うようになっている私の方が変なのだろうか。

僅か100人のアンケートだから信憑性に疑問はあるが、
値上げでショックなベスト3がYAHOOに載っていた。
第三位は玉子。第二位は野菜。第一位が米。
それぞれの理由コメントが滑稽で、記者の作り話も入って
いるような気がしないでもない。

例えば、玉子。「気軽には食べられなくなった。48歳男」・
「玉子を買わなくなった。48歳男」・「玉子を使わなくなり、
朝食のおかずの準備が面倒になった。39歳女」・「ちょっと
した贅沢が出来なくなった。49歳女」。  
  ・・・ 皆さん、本物のド貧乏確定です ・・・

例えば、米。「食事の量を減らすようにした。41歳男」・
「朝食をパンに切り替えた。45歳女」・「おかわりができ
なくなった。45歳女」・「家計が苦しくなった。42歳男」・
「代用品として小麦粉を食べる機会を増やした。47歳女」・
「米を買うため節約しなければいけないと思うようになった。
48歳女」・「米の代りに押し麦を買うようになった。35歳男」   
  ・・・ 最早、全国民が生活保護の域ですな ・・・

私は、「商品には適正価格があるでしょうよ」と言いたい。

例えば、「もやし」。1円や5円の値上げでも買いたくないと
強弁する人が確かに存在するのである。
もやしって、そんなに安く作られても儲かる商品なのだろうか、
と普通の人は考えるものだが、それに至らない人々が存在する
のも現実なのだ。
2009年に全国で230社あったもやし生産者が、現在では
100社以下になっているのも現実。
つまり、廃業するしか、道が無かったのである。
米だってそうだし、玉子だってそうなのだ。
今も「物価の優等生」にさせられている玉子・もやし・米の
生産者が悲鳴を上げているのに知らんぷりする消費者が、
「私、もやしは30円以下じゃないと買わないの」だなんて、
人でなしの台詞なんじゃないのかな!
そのくせ、Hamburgerは食うし、Disneyには行くんだよね。

はい、2024年のホイッスル、吹き納めました。
年末年始のテレビは詰らないので、本を3冊借りてある。
〇この国のかたちを見つめ直す (東大教授 加藤陽子)
〇校閲記者も迷う日本語表現 (毎日新聞校閲センター)
〇令和六年度  短歌年鑑  (角川)
読む順番通りに書いてみたのは、短歌年鑑は読み終わり
そうもないから(笑)
日本近・現代史の学者である加藤陽子君の著書はどれも
お薦めする。最新で最も正しい歴史認識が得られるから。
その正しさが、保守と自認する莫迦右翼政治家どもには
我慢ならないようで、あの「学術会議6人排除問題」が
起きたのである。

それでは、皆さん、佳い御年をお迎えください。

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