ホイッスルバード あいざわぶん

茹で蛙にされてゆく国民

年末年始は最長9日間の連続休みになるそうな。
でも調査によると、宿泊しながら旅行に出掛ける人は18%
前後だそうで、近場で過ごす人たちが多いようである。
出掛けないことも選択の一つだから問題視しないけれど、
出掛けない理由は気になるね。
まさか、「金銭的に余裕がないから」だったら悲惨である。
それって、国民全体が疲弊している証左だから。

漫画家の倉田真由美君は鋭い発言が多く、昨日も食料品
などの物価高についてXで言及していた。

  それにしても食料品高いなぁ。キャベツ半玉で
  299円。トマト1個200円とか。こういう
  値上げを痛くも痒くもない人たちが国のお金の
  遣い方を決めているんだから、そりゃ改善され
  ないよね。
  何を優先するかの感覚が庶民とズレてるんだよ。

当ブログの意見と全く同じだから、私は大きく頷いた。
食料品以外は買わずに我慢もできるが、食料品レベルを
低くしたり、量の加減には限度があり、今や限度を超えた
悲惨さが表面化している状況ではなかろうか。

例えば、今年遂に子供食堂は1万件を超えてしまった、と
いう恥ずべき状況になっている。
それを自民党の国会議員は、「子供食堂には食事を提供
する以外としても必要な場になっている」と、話を逸らす。
それで、(言われてみれば、確かにそういう面も・・・)
などと騙されてしまう国民が多いから厄介なのだ。

食料品に8%課税するのは限界に達している。
だから5%や、3%や、0%にし、贅沢品にその分の課税を
するのが政府のすべきことなのではなかろうか。

では、私が考える課税すべき贅沢品とは、排気量の大きな
自家用車。全ての煙草と全ての酒類が先ずは頭に浮かぶ。
でも、自動車メーカーは反対するから政府は動かない。
自民党煙草議連があるくらいだからウンと言う筈がない。
酒造メーカーも自民党のお友達だからウンと言う筈がない。
つまり企業献金の問題点を誰もが理解できる例である。

さて、話を変えて、岸和田市長の性虐待事件に就いて。
単純な不倫問題ではなく、政治的立場を利用した性虐待
という判断を裁判所は認定しての和解金500万円である。
なのに、市長の立場が危うくなった途端、妻を同席させて
記者会見反論を試みた岸和田市長。
二人で見つめ合ったりして、「莫迦丸出し」と私には映る。
日本維新の会って、オラオラ莫迦も沢山混じっているのが
露呈している一例である。
全員とは言わないが、維新の連中と来たら、顔つきだけで
ヤバいのがわかるもんね(嗤) 関西はやっぱり凄い!

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