ホイッスルバード あいざわぶん

役人がのろまな理由って、なに?

米不足が発覚しても政府・自民党(農水大臣)は、「新米が
出れば大丈夫ですから、それまでの辛抱を・・・」と言った。
国民から、「どうにかして備蓄米を放出してくれないか」との
声が上がると、「自由経済に政府が介入するのはよろしくない
ので」と石破首相はあっさり否定した。

ところが、昨年暮れになっても米不足が続いたものだから、
政府自体が(あれっ?)とビビり始めた。
「新米が出れば大丈夫ですから」が、外れたからである。
で、慌てて協議を開始し、一か月以上も掛かって備蓄米を放出
できるように法律を改正し、発表したのが一月下旬。

で、数日前、消えた米の分、21トンを放出すると発表。
ところが、放出開始は3月下旬からと言うのである。
3月下旬てのは「3月20日を過ぎてから」ということだから、
国民は(どうしてそんなに遅いの。遅くなる理由は)と思う。
そう、言われても仕方ないですわな、本当にのろまだもの。

農水省の幹部役人は、本当は備蓄米を出したくない。
だが、「石破政権が急にせっつき始めた」と不満を漏らして
いる。のろまなのは、そういうことも関係しているのかも・・・。
でも、私にはちんぷんかんぷんだ。

一方で、「消えた21トンなんて、そもそも無い」という話まで
聞こえてくる。
「消えた21トンなんてのは、政権の勘違いか、でっち上げ」
との声もある。これも、私にはちんぷんかんぷんだ。
わかっていることは、政府の動きはのろまだなぁ、ということ。

私個人は、1等米10キロ(玄米)が税込6.000円以下なら
文句はない、ということ。昨年暮れに秋田の業者(生産もして
いるようだ)から購入したのが税込6.400円弱だったから、
400円だけ安くなれば納得するつもりでいる。
でないと、安過ぎる、と思っているから。
(できれば、松山市内の米屋さんから買いたいものだ)
それでも高いと言う人は海外の米を買えばいいだけのこと。
ちゃんと美味しく炊き上がるのだから。

一番お薦めの最善策はね、米農家とお友達で居ること。
いつか必ず、今回以上の食糧難に吾が国は襲われる。
大地震と大津波と原発事故と食糧危機。
それらに比べりゃ、台湾危機や北朝鮮危機なんて、怖くも
なんともないでしょうに。

(追記)
創業335年「金沢米穀販売」の金澤富夫代表のご意見に
座布団10枚を差し上げたくなった。

 農水省の優秀な役人には申し訳ないけど、普通の
 商人なら潰れてしまいますよね。我々そこで判断を
 見誤ったら会社はお仕舞いです。

だからやっぱり役人てのは、のろまでも務まるんだな!

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