昨夜のバッファローズ先発投手は、シリーズ第一戦でも
登板して敗戦投手になっていた山本由伸君(25歳)。
昨夜はタイガースを1点に抑え、いよいよ「日本シリーズ
優勝」は今宵の最終戦までもつれることになった。
アナウンサーと解説者は、次の点に何度も触れた。
「これで彼の日本での投球は見納めになるだろう」
山本君は既に大リーグからお誘いがあって、どの球団に
行くのか、これから交渉に入るのだそうな。
・・・ また、日本球界が寂しくなるなぁ ・・・
ここでも円安が頭に浮かんでくる。
円安・・・というのは、日本が安くなっていく、ということで、
人間の能力までも安く買える、ということである。
山本君は喜んでいいことだが、私はどこかで白けるのだ。
円安が進めば、吾々日本人は物価高になり生活に困る。
下手をしたら加速度的インフレになる可能性もあるのだ。
その点は、どうしても覚悟しなくてはならない。
ぐちぐち言ったって、絶対どうにもならぬから自己防衛を
するしかないのである。
政府・自民党は「国の防衛が大切」と言うけれど、国よりも
先に貧困家庭が崩壊する方が益々早くなるだろう。
真っ先に困るのはシングルマザーの5割の家庭である。
もう、どうにもならなんよ、きっと。
養育費を出さぬ男が累累の国が子の数
論(あげつら)ひをり ぶん
どうしても吾が国は、離婚した男が離れた吾が子の為の
生活費を出さないでもいられる制度なのか、不思議。
吾が子がせめて18歳になるまで、男の稼ぎから強制的に
子の口座にパーセンテージを決めて振り込ませる法律を
どうして作らないのか、不思議。
そういう国の政治家が、少子化を言うのは滑稽である。
何も考えないで、何も想像しないで、子を産む女ばかり
ではない筈である。
米国に行ってしまう山本由伸君のことを考えたら、円安が
頭に浮かび、貧困が浮かび、少子化まで浮かぶ。
ほんと、イヤな世の中である!