昨日の薄い報道内容とは違い、調べるのに時間が取れた
本日のテレ朝「モーニングショー」では、兵庫維新の会の
記者会見に就いて、約50分の時間を割いて放送した。
私が気にしていた「維新の仲間が贋物ジャーナリストに
成りすまして彼らを応援していた」問題点も明かされ、
記者会見のあり方に就いても十分な追及が行われた。
放送を見た兵庫県民も少しは驚いたのではなかろうか。
それにしても、維新の議員、及びシンパには知的レベルが
低いのが多いのが会見を見ていても理解できる。
(なんだ!この茶番劇は・・・)と簡単にバレるのだから。
彼らは保守を名乗るが、私に言わせれば似非保守。
実際は、差別主義・排外主義・利己主義の莫迦右翼。
その責任は党を創った橋下徹君にもあるだろう。
責任の取り方は、維新の会を一旦解体すること。
それ以外に責任の取りようがないだろう、と私は思う。
「自分にも責任がある」と橋下君は言っているが、口だけで
なく、もっと行動で示してもらいたい。
さて、県議・増山君は維新の会から除名となり、岸口君は
離党勧告になるらしいが、そんなに軽い問題ではない。
政治家という身分は、世間の吾々よりも倫理的であることを
求められて当然の職業なのである。
「手段の為なら何でもあり」では平均点以下である。
第一彼らは、名誉棄損・侮辱罪・偽計業務妨害にも触れて
いる可能性が高いのだから、先ず一旦議員を辞職すべき
なのである。
で、出直してNHK党・立花君の子分にでもなったらいい。
どうせ、誇り乏しき人格なんだろうから(嗤)
さて、立花君が二馬力選挙を行った兵庫県知事選を見て
いて一番注目すべき点は100万人もの兵庫県の有権者が
立花一派が仕掛けた罠にまんまと騙されたことである。
立花一派が言っていることの真偽を考えもせず、あっさり
結論を出して、「知事、御免なさい」とか「知事、ありがとう」
とか、「知事、お帰りなさい」と大騒ぎまでした思考力のこと
である。
それって、「兵庫県民だけの問題なのか」ということだ。
恐らくA県もB道もC府もD都も、「明日は兵庫なのではないか」と
私は恐怖する。
そのような思考回路はどうして生まれてしまうのか。
それは、教育の方向性の不味さがあるからだろう。
思考する能力を育む教育ではなく、記憶する能力だけが
試される教育を戦後80年続けて来た結果なのだ。