まだ20代で未亡人になったばかりの吾が母を訪ね来た
見知らぬ人が、次のようなことを言ったそうな。
行いが悪いから不幸になったのだ。信仰心が無い
からこうなったのだ。だから信心すると良くなる。
創価学会の勧誘なのだが、母は怒って追い返したと言う。
だから私は創価学会員にならずに済んでいる。
勧誘に来た人は、まるで統一教会の信者と同じようなこと
を言うのだなぁ、と最近の報道を見て笑っている。
母も信仰心は薄いが、私の場合は皆無と言っていい。
元旦参りにも行かないし、宗教っぽいことがそもそも嫌い
だから、結婚も向かないということになる。
だって、「ハロウィンなんかやらない。神社にも行かない」
と家族に言うだろうから、結婚どころか下手すると完全に
変わり者扱いを受けて猛反対されるに違いない(笑)。
そういう私だから、政教分離を強く望む者でもある。
ところが、どうだ、吾が国の状況は・・・。
政治屋は詐欺集団みたいなオカルト教とべったり。
「それの何が問題なのか。統一教会と付き合わないと何か
良くなるのか、私はわからない」と開き直る輩まで出てきた
のだから、もう付ける薬がない、と言っていい。
ちょっと酷いことを言ってみましょうか。
安倍晋三君が亡くなって、花を手向ける人らがどんどん
献花台を訪れた。
あれを見ていて私の頭に幾つか浮かんだことがある。
(きっと宗教を信仰している人たちなんだろうなぁ)
(まさか、統一教会の信者も沢山混じってたりして・・・)
(これもアッと言う間の献花ブームなのかしらん)
(花屋は神妙な顔をして実はウホウホしてんだろうな)
(死んだ人よりも生きて苦労している貧困児童にも・・・さ)
口こそしないけれど、本当に私は酷い人である。
でも、「右向け」と言われてずっと見ている人ではないよ。
だから、鰯の頭に手を合わせ、有難かったりもしないよ。
歌手・友部正人に次のような歌詞がある。
法律よりも死の方に慈悲深いこの国で
オレたちゃ死んで殺人者たちと愉快な
船旅に出る
だから、吾が国に於いては、国会で118回嘘をつこうが、
人事権力で役人の口封じをしようが、友達だけに親切に
しようが、税金を自分の選挙対策に使おうが、死ねば仏
として批難対象にはできにくい国なのだ。
そういう国なのに、川柳で敢えて安倍晋三君を詠んだ人
たちが居て、選者はそれを新聞に載せた。
そしたら、ここぞとばかりに批難轟轟である。
それは「ひとでなしが・・・」と言っているようである。
その状況を見ていて、思うところがあるから言っておく。
善人を装うのは実に簡単で、責められない側の人になる、
ということでもある。
それを知っていて批難しているのであれば、一般人では
なくてブログ等で金銭を得ている人なら営業行為であり、
「あなたの方が底が透けて見えますが」と私は嗤うのだ。
また、次のような言葉も浮かんでくる。
「棺を覆いて事定まる」であり、「蓋棺事定」とも言う。
意味は同じで、「人は死んでやっと評価が定まる」であり、
故・安倍晋三君は大いに好かれる人であったが、同時に
大いに嫌われる人でもあった、ということだ。
それのどこがおかしいのか。
それこそ、「さっぱりわからない」と言うほかないのである。
長くなったので、続きは明日に。土曜日でも書きます。
【お知らせ】
写真アップ、出来ましたね。ホッとしてます。
と同時に、やり方を間違えていた、のが判明したのであり、
一所懸命に過去の写真を消去していたのは無駄な努力
だったということでした。たはっ!
ところで、蛍君は新ブログを読んでくれているのかしら。
コメントの練習をしてくれたらいいのに(笑)・・・ね。