弁護士・橋下徹君の話を聞いて、理解したことがある。
文科大臣だった下村博文君が統一教会の名称変更を
認証したのは法的に何も問題はなく、むしろ、それまで
認証しなかった方が問題、という点である。
「認証」とは、統一教会に問題があるかどうかではなく、
申請に問題が無ければ申請日から三か月以内に受付
なければならないのだそうだ。
だから、下村君に法的な問題は無い、と理解した。
でも、記者から「責任を感じないか」と問われて、「今と
なっては責任を感じる」と、さらりと言えたのは法的責任
は無い、と自信があったからこそ言えた台詞なのだ。
であるから、認証した役人も罪には問われない。
下村君と役人は、そういう風に巧くやった、のだろう。
昔からそうなのかどうなのかを私は知らない。
つまり、「法に触れなければ何でもOK」という振る舞い
のことだ。
だから先日も書いたように、「捕まんなきゃOK欲情」を
政治家自身がアウトラインに設定するのが好ましいのか
好ましくないのか、という点であり、政治家とは吾々より
少しでいいから真面目な人格を求めてしまうが、それは
無理な注文なのか、と言いたいのだ。
その点を記者やMCは、いつも奴らに訊かないんだ!
と怒っているわけよ。子供には道徳を押し付けて・・・さ。