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合言葉はヒュッゲ

カスタマーハラスメント

バス運営会社が、悪質なクレームをつける客に対して出した「お客さまは神様ではありません」という広告。

亡き三波春夫さんが見たら驚くかな?でも時代は昭和ではなく令和ですものね。

この広告に賛否両論あるようですが、私はなるほどなあと感心しました。

増加するカスタマーハラスメント。例えば、病院に勤める私でさえもここ数年の過剰な顧客【患者】サービスへの体制に疑問を持ってきました。

患者様と様をつけるのは譲れるとして、一部患者様からの罵詈雑言、暴力等精神科では当たり前にあります。

私は患者様から身体的な暴力を受けたわけではありませんが、言葉ではかなり痛めつけられました。

その患者様とは5年間担当をしてきましたが、思うようにならないと呼び出されては怒鳴られました。

あまりの事に「今はお話しできませんね」とその場から去ろうとすると逆上され、「お前!逃げるのか!馬鹿野郎。何様のつもりだ。お前なんて奴が母親なんて子どもがかわいそうだ。ろくでなしめ!」
等、人格否定台詞も日常で。

退院支援はとても大変で、その方ばかりでなくご家族もかなり偏屈で患者様との仲が悪く、巻き込まれては振り回されまし
た。

ご家族に対してもひどい言葉を書き並べた手紙を送りつけ、結果縁を切ると言われ、キーパーソンがいなくなるため家族代行をつけたりと時間と労力で疲弊しましたが、あまりに執拗な要求が続いたため、途中で担当を下させていただきました。

その後、ご本人はバツが悪そうでしたが、あれで良かったと思います。

結果的にその方は家族代行の手配で退院が決まり、今では有料ホームでの暮らしを楽しんでいることでしょう。
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