キャシー・ベイツの演技、あの柔和な笑顔と真顔のギャップが凄すぎて圧巻です。
ポール役のジェームズ・カーンも素晴らしいですが、これはもうアニー役のキャシー・ベイツがダントツ過ぎて敵いません。
アニーは人格障害?ただのヒステリーやメンハラではなさそうだけど。
自分の好きな小説の主人公ミザリーを同一視し、その世界と現実の区別を忘れ作家を拉致してまで思い通りの筋書きを指示。
架空の人物。ミザリーへの執着ぶりがハンパなく、事故で大怪我をした作家ポールを介抱しながら恩を売る。
山奥の一軒家は深い雪に覆われ、車も埋まりポールは行方不明のまま。
天使のような優しい笑顔のアニーが狂気を見せ次第に悪魔と化していく。
一人暮らしの中年女性アニーって何者?
その素顔がじわじわと明かされていくのだけど、もう怖い怖い。
原作はスティーブン・キングです。この物語は興味引くよね。天才としか言いようがない。
30年たっても色褪せない、ホラー映画の金字塔ですね。