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合言葉はヒュッゲ

目標なくっちゃいけませんか?

退院支援を地域の相談員さんに協力してもらい進めています。

今、長引くコロナ渦でなかなか進まない事案が数件。

長期入院ながら精神的には安定している60代の患者さんは毎日「退院したい」を呪文のように。

主治医の見解では、安心して送り出せると言われますが。

ともかく病院規定の感染対策で、外泊体験が進まない状況で閉塞状態。

その方の退院したい思いをサービス等支援計画作成に載せるのが相談員の仕事。

毎月モニタリングに来て本人と面会をして、サインをしてもらうのですが。

退院についての目標について本人は語れない。

ただ入院が不自由だからとの思い、自由になりたいという希望。

まだ若手の相談員さん、ジレンマに陥っているようで、優等生の計画書を立てたいと頑張っていますが

本人あまり詰めよられるとパニックや怒りに発展。

そこが精神障害の困難なところで

少し引いて、ある部分で妥協点を見出すのが秘訣でもある。

ふと、思うのですが、退院するのに目標ってなくっちゃいけないのかな?

普通に考えれば、入院する事へのほうが目標がいるはず。

退院したい、ただ家に帰りたい。家が無理ならグループホームで暮らしたい。

そのシンプルさで十分かとも思えます。

つまり、いざ地域に戻ってから目標設定しても遅くはないと感じてしまうのです。
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