かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

西丹沢自然教室~犬越路~檜洞丸~西丹沢自然教室(その3・熊笹ノ峰~檜洞丸)

2015年05月31日 | 丹沢
西丹沢自然教室から犬越路経由で檜洞丸を目指した行程のその3です。
前の記事では、犬越路から小笄、大笄といくつかピークを越え、
熊笹ノ峰までを紹介しましたので、今回は、熊笹ノ峰から紹介します。

熊笹ノ峰からは一旦50メートルほど降ります。
降る道は樹木が無く、見通しがいいところです。
雲がかかって霞んでいる富士山とつつじ。


道は鞍部にさしかかり、一旦平坦になります。
ブナの大木もあります。


明るく気持ちがいいところです。


左右のツツジも楽しめます。

今回のルートの中で、大笄から檜洞丸の下までのつつじが一番きれいでした。

再び登りになり振り返ると、熊笹ノ峰北側は大きく崩落していました。


右手(南側)のつつじ。

奥の尾根はつつじ新道の尾根です。

岩の塊を回り込んで進みます。
通り過ぎて振り返ると、岩につつじなどの樹木がへばりついています。

生命力の強さを感じます。

登山道の下を見ると、シロヤシオとトウゴクミツバツツジ。


立ち枯れしたブナに、何やら30cmくらいの塊が付いています。

サルノコシカケでしょうか。ブナについているのでブナサルノコシカケでしょうか。

目の前に、長い木の階段が見えてきました。

階段の下に、

階段の途中から振り返ると熊笹ノ峰と大室山。

階段わきのつつじ。

シロヤシオも咲いています。
アップで。


登りきると平坦ですが、先にまた階段が見えます。

両脇に土砂流出防止の丸太が段々になっている上が山頂です。

またつつじ

シロヤシオ

最後の階段に取り付く手前は痩せ尾根になっています。


痩せ尾根から見る檜洞丸山頂南西側の崩落した個所。

斜度もあるため、崩落が進んで登山道が維持できなくなることが心配です。

斜面のつつじ


山頂への最後の階段を登って行く途中の左手の風景

中央の遠くに見える街は上野原のようです。

木の階段の途中の足元

富士山も


山頂直下のつつじ

奥に見えるやまは袖平山でしょうか。

階段の上からの絶景


山頂のつつじ

アップで


山頂の碑

檜洞丸山頂に到着です。
熊笹ノ峰から約40分。
犬越路から2時間25分。
西丹沢自然教室から約4時間(小休止含む・犬越路15分休憩含まず)でした。

かながわの美林50選の碑もあります

檜洞丸のブナ林

小さな祠もあります。


山頂でゆっくりお湯を沸かしラーメン等を食べて休憩しました。
暑い日でしたが、木陰は気持ちが良くベンチで約20分まったりとしました。


下山前に山頂の東側にある青ヶ岳山荘に行ってみることに。
標高で30メートルほど降ります。
また足もとに


降って行く階段の途中から主稜線が良く見えました。

左手前の蛭ヶ岳から右奥の丹沢山までよく見えます。

蛭ヶ岳のアップ。

奥に鬼ケ岩からの下りも見えます。
1年半前に丹沢山経由で蛭ヶ岳に行った際の様子はこちらでご覧いただけます。

青ヶ岳山荘

山荘でピンバッチを買おうと寄りましたが、缶バッチでした。
購入後、山荘裏のチップ制のバイオトイレに寄りました。
再び山頂に向かって木の階段を登って行きます。

かながわの美林に選ばれているだけあってきれいなブナ林です。


檜洞丸山頂からの下山は、つつじ新道で西丹沢自然教室まで降りました。
その様子は次回紹介します。

西丹沢自然教室~犬越路の様子はこちらでご覧いただけます。
犬越路の様子はこちらでご覧いただけます。
犬越路~大笄~熊笹ノ峰の様子はこちらでご覧いただけます。

檜洞丸~つつじ新道~西丹沢自然教室の様子はこちらでご覧いただけます。


参考に、GPSロガーで記録した高度計をつけます。


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今回もこの地図を参考にさせていただきました。
西丹沢登山詳細図ー檜洞丸・大室山・畦ケ丸・大野山 全120コースー
クリエーター情報なし
吉備人出版