かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

大涌谷~駒ケ岳~大涌谷(その1・大涌谷~冠ケ岳)(箱根町)

2013年09月08日 | トレッキング
今年は、仕事もプライベートもバタバタしてなかなか出かけることができずにいましたが、
実に5ヶ月ぶりにトレッキングに行くことができました。

箱根の駒ケ岳と箱根最高峰の神山を、効率よく登るルートをいろいろ調べ、
結局、大涌谷から神山経由駒ケ岳、帰りは神山をまくお中道で、中央火口丘を1周する
ルートとしました。

大涌谷までは車で。
駐車場は朝8時からで、500円払って駐車。

大涌谷を見ると玉子茶屋は見えますが、その背後の冠ケ岳は雲の中でした。

火山ガスの煙と、雲が混ざっていますが。

大涌谷からは晴れていれば、富士山や南アルプスも見えるようです。

このような風景だそうです。

早速出発です。
大涌谷の先のほう(玉子茶屋)は、8時半からということなので、帰りに寄ることに。
案内図によれば、登山道は延命地蔵尊の奥のようです。

登山道入口脇には、神泉の湯があります。

「湯」という文字に気が付かず、帰ってきた際に手をすすごうとしたところ、熱くてびっくり
しました。ちょっと熱めのお風呂くらいだったので、40度半ばくらいでしょうか。

ゲートをくぐると、はじめは舗装された道をいきます。
左側はガスが出ています。


すぐに舗装された道は終り、登山道に入ります。

ごろごろした岩の道になります。

少し進むと、ススキが道を覆っているところがあったため、
登山用のスパッツ(ゲイター)を装着。


どんどん登っていきます。
まだガスの硫黄臭が残っていますが、強く生きている植物が多いのに驚きました。

かわいいお花が咲いていました。

振り返ると駐車場が小さくなっていました。

雲が切れて冠ケ岳も姿を現しました。

玉子茶屋も見えます。


登山道が東に向きを変えた先から、樹林帯に入ります。
斜度のある岩の多い樹林帯を登って行きます。


程なく大涌谷分岐に到着。
登山道のゲートから約30分くらいかかりました。

ここを直進します。
引き続き、斜度のある岩の多い樹林帯を登って行きます。

途中足元に紅く色づいた落ち葉を発見。

見上げると、数枚の葉が紅葉していました。

まだ大分早いと思っていましたが。

少し斜度が緩くなって、上方も明るくなってきました。

ノアザミも咲いていました。


気が付くと緩やかな道に。どうやら尾根に乗ったようです。

大涌谷分岐から約20分。

先日の大雨の影響でドロドロです。


程なく冠ケ岳分岐に到着。

大涌谷分岐から冠ケ岳分岐まで約25分。

冠ケ岳分岐の入口に鳥居があります。


すぐのところに祠。

一瞬ここが山頂か?近すぎないか?と思って見回すと、
祠の左奥に小さな「冠ケ岳→」の看板が。

細くて岩が多い、所々急な道を登っていくと、5分で冠ケ岳山頂に到着。

とても狭くて、展望はほとんどありません。

大涌谷方面の下をのぞくと、切り立っているのが分かります。

写真では分かりにくいですが。
冠ケ岳は、大涌谷から見ると烏帽子の形に見えることからこの名前になったそうです。

次回は、神山山頂までを紹介します。

参考までに、GPSロガーで記録した高度計を添付します。

今回は、前半の大涌谷から冠ケ岳までです。
大涌谷を出発して100mくらいしてから記録を始めています。

山と高原地図 箱根 金時山・駒ケ岳 2016 (登山地図 | マップル)
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