北丹沢の大室山に登ってきました。
コースは、神ノ川ヒュッテ近くの日陰沢橋から、犬越路を経由して大室山へ、
帰りは日蔭沢新道を下って日陰沢橋まで降りました。
今回はその3(最後)として、大室山山頂から日陰沢橋までを紹介します。
その1・神ノ川ヒュッテ~犬越路はこちらでご覧いただけます。
その2・犬越路~大室山山頂はこちらでご覧いただけます。
大室山の山頂から、県境尾根に向かいます。
小さな標識に「神ノ川ヒュッテ」とあります。
と、書き始めましたが、この看板は全く目立ちません。
大室山の山頂には、大きく2方向に向いた標識があります。
1方向は「大室指」、もう1方向は「大渡・久保吊橋」
「大室指」は北へ、「大渡・久保吊橋」は北東に向かう下山路ですが、
県界尾根は東に向かう道です。
この看板が目立ちずぎているので、大きな道標に惑わされず、
地図とコンパスで確認が必要です。
鹿柵を右手に見ながら、膝くらいの草(トリカブト?)で
見え隠れする踏み跡をたどります。
踏み跡がわかりにくいところは、マーカーを目印に進みます。
鹿柵を離れると右手に大きな岩が見えます。
下りの傾斜がきつくなりますが、地面がドロドロで滑りやすいです。
崩落地脇を通過
雲があって高度感がないので、ただの土の斜面にしか見えませんが。
大室山山頂から15分ほどで、笹の道になります。
やがて右側が落ちた道になります。
一応ロープがありますが、こんな道で急な下り坂もあります。
ここも足元が滑ります。
西ノ肩手前からなやまされていた小さいハエの様な虫が、
この笹の道には特に大量にいて、気になって払っていると、
くだっているところで足が滑って尻餅。こけちゃいまいました。
右の斜面に落ちないように転んだのが幸いで、事なきを得ましたが、
ちょっとひやっとしました。
なんとか笹の道も終わりに近づきます。
するとたくさんの倒木が現れます。
その先にある木が生えていない展望がいい箇所がありました。
左の谷に見えるのは神ノ川林道と思われます。
再び樹林帯に入ります。
踏み跡が不鮮明なところは、赤や黄色のテープやスズランテープを目印に進みます。
また下りの傾斜がきつくなり、ジグザグに進みます。
平らで広い尾根になった付近に、日陰沢新道分岐があります。
大室山山頂から約35分。標高で約300m下ってきました。
左に進むと鐘撞山ですが、今回は右の「神ノ川ヒュッテ」へ
樹林帯を下っていきます。
下り始めて1分ちょっとでふりかえると、だいぶ下っています。
ところどころ日が当たる木の間の道を下っていきます。
木々の間から、先ほど登った犬越路からの尾根が見えます。
さらに5分ほど下ると正面が開けたところの出ます。
中央の雲がかかっているのが熊笹ノ峰、左奥に雲がかかっている蛭ケ岳も見えます。
またどんどん下っていきます。
やがて、杉やヒノキの植林された林に入ります。
このあたりになると、ついてきた小さな虫もいなくなります。
標高1000m付近から上にたくさんいました。
※一口に小さな虫と言いましたが、ユスリカ(夏に頭の上をかたまって蚊柱を作る虫)や、
ブヨもいたようです。スズメバチが1匹ずっと警戒して周囲を飛んでいました。
ブヨは2か所刺されたようで、あとから赤く腫れてきました。
斜面に沿ってジグザグに下っていきます。
見上げるとかなりの斜面です。
時折、緩やかなところもありホッとします。
途中、いくつか手製の道標がありますが、踏み跡は明確です。
またまた、杉林を下ります。
いいかげん飽きてきたところでハートを発見。
さらに下ると、大谷沢への分岐。
踏み跡があるような、無いような。
「神ノ川ヒュッテ」方面に下ります。
下っていく途中で、唐突に「チュウイ!」の張り紙が。
このあたりから、足元に岩が多くなってガレてきたので、
若干滑りやすくなっています。
木の先がほんの少し谷側に向かって降りるため、注意を喚起しているようです。
さらにジグザグに進むと、進行方向左手にロープ張られているところがあります。
踏み跡があって、先に注意の張り紙があります。
ここが旧道の分岐のようです。
日陰沢新道分岐から約55分。
写真左上の隅から降りてくるので、下りで迷い込むことはなさそうですが、
下から登ってきたときは、右に進みやすいと思われます。
(下から撮影。左上に向かう道は先が隠れてしまうので、
写っていませんが、右下の明確な踏み跡が目に入る可能性はありそうです)
その後も急な斜面をつづら折りに下っていきます。
折り返し地点で隣の尾根が見えるところもあります。
斜面の下の方に河原の様なものが見えてきました。
そろそろかと思い、ちょっと期待しましたが崩落地でした。
崩落地の脇を下っていきます。
大きな岩と倒木があります。
崩落地からさらに10分ちょっと下ると、本物の河原が見えてきます。
進路も東向きになって川と並行に進むようになります。
誘導のためのロープが張られています。
崩落地を横切るようです。
崩落地とロープ。(振り返って撮影・奥が山側)
出発時に、神ノ川ヒュッテの先の堤防の上から見えた、日陰沢新道入口は
この崩落地のようです。
この崩落地から河原に出れましたが、張られたロープが先まで続いていたので、
どこまで行けるか進んでみます。
杉の林をロープに沿って進むと、対岸に神ノ川ヒュッテが見えてきます。
さらに進んでいきます。
堰堤の様なものを越えてすすみます。
木々の間から、風巻ノ頭と奥に檜洞丸も見えます。
やがて前方に看板と橋が見えてきます。
結局、神ノ川ヒュッテのすぐ下にある小さな橋の袂が起点だったようです。
(上の写真の右にある橋を渡ってすぐを左折)
日陰沢新道分岐から1時間25分でした。
手前の崩落して岩が河原まで伸びていた地点であれば1時間20分です。
途中でコケたのでズボンがドロドロだったので、
神ノ川ヒュッテの先の「日陰沢新道入口」の看板があるところから川に降りてみました。
(朝撮影した写真です)
写真下部の堤防の切れ目にある階段で川に降ります。
対岸に見える川のようになった石の先が先ほどのロープの張ってあった地点です。
川面近くから
誰もいなかったので、ズボンを脱いで泥を洗って落とし、
ついでに足を付けて涼をとりました。
冷たくて最高に気持ちがよかったです。
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丹沢の山登りにあると安心です。今回も参考にしました。
コースは、神ノ川ヒュッテ近くの日陰沢橋から、犬越路を経由して大室山へ、
帰りは日蔭沢新道を下って日陰沢橋まで降りました。
今回はその3(最後)として、大室山山頂から日陰沢橋までを紹介します。
その1・神ノ川ヒュッテ~犬越路はこちらでご覧いただけます。
その2・犬越路~大室山山頂はこちらでご覧いただけます。
大室山の山頂から、県境尾根に向かいます。
小さな標識に「神ノ川ヒュッテ」とあります。
と、書き始めましたが、この看板は全く目立ちません。
大室山の山頂には、大きく2方向に向いた標識があります。
1方向は「大室指」、もう1方向は「大渡・久保吊橋」
「大室指」は北へ、「大渡・久保吊橋」は北東に向かう下山路ですが、
県界尾根は東に向かう道です。
この看板が目立ちずぎているので、大きな道標に惑わされず、
地図とコンパスで確認が必要です。
鹿柵を右手に見ながら、膝くらいの草(トリカブト?)で
見え隠れする踏み跡をたどります。
踏み跡がわかりにくいところは、マーカーを目印に進みます。
鹿柵を離れると右手に大きな岩が見えます。
下りの傾斜がきつくなりますが、地面がドロドロで滑りやすいです。
崩落地脇を通過
雲があって高度感がないので、ただの土の斜面にしか見えませんが。
大室山山頂から15分ほどで、笹の道になります。
やがて右側が落ちた道になります。
一応ロープがありますが、こんな道で急な下り坂もあります。
ここも足元が滑ります。
西ノ肩手前からなやまされていた小さいハエの様な虫が、
この笹の道には特に大量にいて、気になって払っていると、
くだっているところで足が滑って尻餅。こけちゃいまいました。
右の斜面に落ちないように転んだのが幸いで、事なきを得ましたが、
ちょっとひやっとしました。
なんとか笹の道も終わりに近づきます。
するとたくさんの倒木が現れます。
その先にある木が生えていない展望がいい箇所がありました。
左の谷に見えるのは神ノ川林道と思われます。
再び樹林帯に入ります。
踏み跡が不鮮明なところは、赤や黄色のテープやスズランテープを目印に進みます。
また下りの傾斜がきつくなり、ジグザグに進みます。
平らで広い尾根になった付近に、日陰沢新道分岐があります。
大室山山頂から約35分。標高で約300m下ってきました。
左に進むと鐘撞山ですが、今回は右の「神ノ川ヒュッテ」へ
樹林帯を下っていきます。
下り始めて1分ちょっとでふりかえると、だいぶ下っています。
ところどころ日が当たる木の間の道を下っていきます。
木々の間から、先ほど登った犬越路からの尾根が見えます。
さらに5分ほど下ると正面が開けたところの出ます。
中央の雲がかかっているのが熊笹ノ峰、左奥に雲がかかっている蛭ケ岳も見えます。
またどんどん下っていきます。
やがて、杉やヒノキの植林された林に入ります。
このあたりになると、ついてきた小さな虫もいなくなります。
標高1000m付近から上にたくさんいました。
※一口に小さな虫と言いましたが、ユスリカ(夏に頭の上をかたまって蚊柱を作る虫)や、
ブヨもいたようです。スズメバチが1匹ずっと警戒して周囲を飛んでいました。
ブヨは2か所刺されたようで、あとから赤く腫れてきました。
斜面に沿ってジグザグに下っていきます。
見上げるとかなりの斜面です。
時折、緩やかなところもありホッとします。
途中、いくつか手製の道標がありますが、踏み跡は明確です。
またまた、杉林を下ります。
いいかげん飽きてきたところでハートを発見。
さらに下ると、大谷沢への分岐。
踏み跡があるような、無いような。
「神ノ川ヒュッテ」方面に下ります。
下っていく途中で、唐突に「チュウイ!」の張り紙が。
このあたりから、足元に岩が多くなってガレてきたので、
若干滑りやすくなっています。
木の先がほんの少し谷側に向かって降りるため、注意を喚起しているようです。
さらにジグザグに進むと、進行方向左手にロープ張られているところがあります。
踏み跡があって、先に注意の張り紙があります。
ここが旧道の分岐のようです。
日陰沢新道分岐から約55分。
写真左上の隅から降りてくるので、下りで迷い込むことはなさそうですが、
下から登ってきたときは、右に進みやすいと思われます。
(下から撮影。左上に向かう道は先が隠れてしまうので、
写っていませんが、右下の明確な踏み跡が目に入る可能性はありそうです)
その後も急な斜面をつづら折りに下っていきます。
折り返し地点で隣の尾根が見えるところもあります。
斜面の下の方に河原の様なものが見えてきました。
そろそろかと思い、ちょっと期待しましたが崩落地でした。
崩落地の脇を下っていきます。
大きな岩と倒木があります。
崩落地からさらに10分ちょっと下ると、本物の河原が見えてきます。
進路も東向きになって川と並行に進むようになります。
誘導のためのロープが張られています。
崩落地を横切るようです。
崩落地とロープ。(振り返って撮影・奥が山側)
出発時に、神ノ川ヒュッテの先の堤防の上から見えた、日陰沢新道入口は
この崩落地のようです。
この崩落地から河原に出れましたが、張られたロープが先まで続いていたので、
どこまで行けるか進んでみます。
杉の林をロープに沿って進むと、対岸に神ノ川ヒュッテが見えてきます。
さらに進んでいきます。
堰堤の様なものを越えてすすみます。
木々の間から、風巻ノ頭と奥に檜洞丸も見えます。
やがて前方に看板と橋が見えてきます。
結局、神ノ川ヒュッテのすぐ下にある小さな橋の袂が起点だったようです。
(上の写真の右にある橋を渡ってすぐを左折)
日陰沢新道分岐から1時間25分でした。
手前の崩落して岩が河原まで伸びていた地点であれば1時間20分です。
途中でコケたのでズボンがドロドロだったので、
神ノ川ヒュッテの先の「日陰沢新道入口」の看板があるところから川に降りてみました。
(朝撮影した写真です)
写真下部の堤防の切れ目にある階段で川に降ります。
対岸に見える川のようになった石の先が先ほどのロープの張ってあった地点です。
川面近くから
誰もいなかったので、ズボンを脱いで泥を洗って落とし、
ついでに足を付けて涼をとりました。
冷たくて最高に気持ちがよかったです。
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丹沢の山登りにあると安心です。今回も参考にしました。
西丹沢登山詳細図ー檜洞丸・大室山・畦ケ丸・大野山 全120コースー | |
クリエーター情報なし | |
吉備人出版 |