気の向くままに

卒寿過ぎた私の日々の行動と昔の思い出の掲載です。北海道日本ハムファイターズのファン~元祖東急セネタース時代から

思い出の中国旅行 その24(2000年10月8日~14日)

2022-03-10 10:21:23 | 旅行
3月10日(木)は朝から暖かいせいか私の座骨神経痛の痛みは時々チクチクがあり程度で湿布を貼るのを止めています。午後から近くに住む妹の家に遊びに行くので、中国旅行の思いでを編集しています。訪問先の雲南省はベトナム・ラオス・ミャンマーに国境が接しています。

実施時期 2000年10月8日~14日
訪問先 昆明 麗江 大理 シーサンパンナ 広州

中国の少数民族を訪ねて「雲南省・広州の旅」43名が参加し中国雲南省の麗江、大理、シーサンパンナと広州に行ってきました。

10月8日
関西空港経由の日本エアシステム便で14時前に昆明空港着。スルーガイド馮さんの出迎え。昆明は2度目、前回は8年前に成都から成昆鉄道で25時間の汽車の旅だったが、今回は日本から僅か4時間半でした。早々に昆明湖を望む断崖に貼りつくように立つ龍門を目指してリフトで上がる。龍門石窟と900年以上の歴史がある華亭寺を見学。今夜の宿は昆明ホリディ・イン。途中のレストランで夕食。早速紹興酒で乾杯。
  
昆明 龍門で

昆明 華亭寺で

10月9日
雲南航空で約40分の空の旅で朝8時過ぎ麗江空港着。現地ガイドの出迎えを受ける。ガイドはナシ族の女性。2台のバスに分乗しての観光となる。麗江は古い屋根瓦の街並みが世界遺産になっている。また、1996年に大地震があった所。街が標高2,600㍍にある。仏教壁画の白沙、明の成化年間(1465~1487)に植え付けられた椿の大樹がある玉峰寺を見学。民族衣装の娘さんと各自記念写真を撮る。午後は13の峰が南北に連なり万年雪が見られる最高峰5,596㍍の玉龍雪山が身近に見える、標高3,200㍍の雲杉坪にリフトで登る。玉龍雪山がぐっと迫り迫力満点だ。今夜の宿は麗江格蘭大酒店。

3200㍍雲杉坪で 後の山は玉龍雪山

樹齢500年以上の玉峰寺にある椿の下で民族衣装の娘さんと

10月10日
ホテル4階フロアから朝日に輝く玉龍雪山の雄姿を眺めた後、世界遺産である麗江の老街を見学。ここの古い屋根瓦群で世界遺産になったとか。先の大地震でも崩れなかったと聞く。丘の上から見た屋根瓦群は美しかった。その後、池の水面に玉龍雪山が映える玉龍公園、トンパ文字などナシ族の伝統文化や風習を伝えるトンパ博物館を見学、学習する。午後はナシ族ガイドに見送られながら、200㎞離れた大理まで約4時間バスの旅。大理からミャンマー国境までは150㎞とか。大理は、大理ペー族自治州の州都。標高は約2,000㍍でメコン川に流れる湖の洱海がる。夕刻、今夜と明晩の宿、大理で一番高級ホテル大理亜星大酒店に到着。夕食はホテルのレストランで民族衣装のバンド付き。そして踊りの飛び入りもあり大いに盛り上がる。

麗江で

麗江 5596メートル玉龍雪山をバックに 

麗江・上の絵はトンパ文字

麗江世界遺産の屋根瓦群                              
10月11日
今日は一日大理観光。先ず洱海と大理の街全体が望める標高4,120㍍の蒼山の中腹2,800㍍の中和寺まで麓から25分間リフトで上がる。大理石はこの山が産地とか。中和寺境内では中国でも見られなくなった爆竹の炸裂を見る。その後、大理を象徴する古代建築物である崇聖寺三塔、蝴蝶の伝説を生んだ蝴蝶泉、ペー族豪農跡の民居、大理石工場、藍染め工場、古城を見学。藍染め工場では名産の藍の絞り染め製品を各自多数購入、日中友好?に励む。夕食前に有志で、民族舞踊を交えたペー族の女性が淹れてくれる三道茶を飲みに行く。三道茶の様式は「一苦、二甜、三味」とか。帰りに踊り子と記念撮影。夕食は名物「砂鍋魚」を賞味する 

大理 2800メートルの中和寺で                         

中和寺から見た「洱海と大理の街」

大理 胡蝶泉でペー族娘さんと

大理 崇聖寺三塔 

大理 三道茶

大理古城で                                        

10月12日
1時間の空の旅で午前9時過ぎシーサンパンナ空港に着く。ここはシーサンパンナタイ族自治州。中心地は景洪市で、ラオスとの国境までは120㎞。ともかく暑い。ここでは3台のマイクロバスに分乗し、ガイドはハニ族の女性。タイ族民居を見学した後、メコン川上流の瀾滄江を見ながら2時間、もの凄く揺れすバスを我慢して着いた所が「中国科学院シーサンパンナ熱帯植物園」。数々の珍しい植物を見る。音楽にあわせて踊る葉、触ると縮む葉、寄木に締め付けられた椰子の木など。そして曼聴公園では飼育された多数の孔雀。青空に向かってすっと聳える白塔。タイ族寺院などを見学。夕食は景洪市内に戻り、タイ族美食村で、タイ族の民俗舞踊を見ながらタイ族名物料理、パイナップルを容器にした餅米とパイナップルの混ぜご飯は美味しかった。今夜の宿泊は景洪市で最高ランクのホテル新閔国際大酒店。 

シーサンパンナ メコン河上流の瀾滄江

シーサンパンナ タイ族寺院                           
 


シーサンパンナ 中国科学院熱帯植物園で

シーサンパンナ ハニ族の娘さん

シーサンパンナ 曼飛龍仏塔で

10月13日
午前中は、雲南省の少数民族のテーマパークになっている民俗風情園を見学。ジノー族、ハニ族、タイ族、ヤオ族の民居で生活習慣の学習。
孔雀湖公園散策後、シーサンパンナ空港から昆明へ。昆明市内で昼食を摂る。8年前に比べ、昨年の世界花博覧会のためか、空港から市内までの変わりように驚いた。因みに、空港も花博に合わせて開港したとのこと。その後、1時間半の空の旅で広州白雲空港に着く。広州は2年半ぶり4回目。早速友誼商店で、各自廉価商品多数購入。因みに日本銘柄の缶ビール1缶約65円。夕食は北園酒家で特別料理「片皮乳猪(子豚の丸焼き)」を注文。今夜の宿は広州で一番大きなホテル花園飯店でここは2回目である。

広州 宿泊した花園酒店のロビーの装飾

10月19日
旅行中初めて雨となる。六榕寺、中正記念堂、自由市場を見学。昼食後14時45分広州白雲空港発、関空経由で22時無事羽田に帰着。
今回は飛行機の時間帯が朝が多かったことと、麗江、大理が標高が高い所なので、体調を崩された方が出るなどしましたが改めて中国の広さと文化、歴史などを知り、それなりに思い出の多い旅でした。


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