では、交換していきます。
所要時間は準備を除き、40分くらいでした。
①パッドが入っている部分(トレー)を取り出す
まず、電源プラグを本体から外します。
開くところ、動くところを養生テープでとめておきます。
この後、操作パネル面を下にして立てるのですが、私は排紙のフタがプラプラしたまま立ててしまい、バキッと取れてしまいました。
⇑このツメが折れました。写真はアロンアルファでつけたものです。
本体を180度回して後ろを向けます。
左下にネジが2つあるうちの、右のネジ(上に横長の穴がある方)を外します。
操作パネル面が下になるように、本体を立てると、黒い部分が見えます。
さっき外したネジの上の細い穴にマイナスドライバーをそっと差し込むと、黒いトレーが外れて手前に倒れてきます。
外したトレーです。手前、左下の穴がネジでとまっていて、となりの長いツメで引っ掛かっていました。
トレーを外すと、ホースがすぐに取れます。直前まで使用していると、インクが飛び出してきます。すぐにインクが出なくても、ホースを下にしているとじわじわ出てくるので、キッチンペーパーで包んでテープでとめておきます。
本体を立てたままだと危険なので、戻しておきます。
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②パッドを取り出す
外したトレーを上から見たところです。
黒い部分が吸収パッドで、インクをふんだんに吸っています。このパッドをすべて取り外します。
手でつまむとインクがじゅわっと出てくるので、ハサミをピンセット代わりにして取り出しました。
1か所、全くインクがついていない部分はそのままにしました。
真ん中の白い容器は、ホースがつながるガイドで、この部分にまずインクが流れ込み、周囲に広がっていくようです。容器から近い部分のパッドはびしゃびしゃで、遠い部分は乾いていました。
また使うので、外しておきます。水洗いすると、気分がいいです。
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③新しいパッドを取り付ける
コットンをトレーの形に合うように切り、詰めていきます。
私はふだん使わないので、このために買いました。100均で十分ということですが、近くにないので、セブンイレブンで買いました。大判72枚入りが半分以上余ったので、普通サイズでも40~50枚あれば足りると思います。
パッドは縦横色々な向きに入っていたので、なるべく同じになるように入れました。
白い容器は底がなく、向きや裏表に気をつけて取り付けます。
コットンを1~2枚入れた上から、この向きで、ツメ4つの下に取り付けます。ぴったりの大きさなので、上からは入りません。少しずらし気味にすると入ります。
この面が下になります。
こんな感じです。
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④トレーを取り付ける
本体を立てます。
トレーのネジがない方を下にして、下を先に入れ、斜めになった状態でホースを白い容器に取り付けます。
コットンが取れたり引っ掛かったりしていないかを確認しながら、そっとはめ込みます。
本体を戻し、ネジを締めます。立てたままだと、不安定で締めにくいと思います。
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以上で交換は終わりです。
私は1人で行いましたが、結構重いので、2人いれば支えてもらったりできると思います。
破壊してしまった排紙のフタもアロンアルファでしっかりくっつき、元通りになりました。
電源プラグをさし、電源オンすると、あのメッセージがまた出ました。
交換しただけではダメなのです。
本体の中にカウンターがあり、カウンターをリセットしないと満タン表示が消えません。
次回は、カウンターのリセットについてです。