家のこと、いろいろ

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#4. 廃インク吸収パッドのエラー解除、の前に

2023-08-17 21:48:13 | パソコン
廃インク吸収パッドのエラーをリセットするのに、方法はないか。
散々調べました。
マイエプソンにも登録して何とか情報を得ようと試みたところ、新たな情報が。

廃インク吸収パッドは2か所あり、今回交換した普通紙の印刷とは別に、フチなし印刷用の吸収パッドがあるそうです。
フチなし印刷では、写真紙より大きく印刷し、はみ出る部分のインクを回収してパッドに吸収させているとのこと。

今回のエラーがどちらなのかは、実は分かりません。修理に出すと両方交換されて帰ってくるらしいのです。
でも今まで、写真はあまり印刷していないし、クリーニングをたくさんやった後のエラーなので、きっと普通紙用のはず。

また、修理対応が終わった機種でも、共通部品がある機種はパッド交換のみ受付けるとのこと。残念ながら、その機種ではありませんでした。どちらにしても、自分で交換してしまったので、交換依頼はできませんでした。

カウンターリセットのソフトがAmazonで売られているので、そちらで試すことにします。

念のため・・・保証期間も修理対応も終わってしまったので、ダメ元でやっていることです。あくまで自己責任です。

仕事が夏休みで時間があるのと、プリンターが必須の状況でないので、どこまでできるかやってみたい気持ち。お金をかけずに(買い替えずに)やってみたい気持ち。ほとんど趣味です。
こんなことをせずに、潔く買い替えるか、修理可能なら修理に出すのが賢いです。

次回こそ、カウンターのリセットです。


#3. 廃インク吸収パッドを交換する【作業】

2023-08-17 15:14:19 | パソコン
では、交換していきます。
所要時間は準備を除き、40分くらいでした。

①パッドが入っている部分(トレー)を取り出す

まず、電源プラグを本体から外します。


開くところ、動くところを養生テープでとめておきます。


この後、操作パネル面を下にして立てるのですが、私は排紙のフタがプラプラしたまま立ててしまい、バキッと取れてしまいました。



⇑このツメが折れました。写真はアロンアルファでつけたものです。

本体を180度回して後ろを向けます。
左下にネジが2つあるうちの、右のネジ(上に横長の穴がある方)を外します。


操作パネル面が下になるように、本体を立てると、黒い部分が見えます。


さっき外したネジの上の細い穴にマイナスドライバーをそっと差し込むと、黒いトレーが外れて手前に倒れてきます。

外したトレーです。手前、左下の穴がネジでとまっていて、となりの長いツメで引っ掛かっていました。

トレーを外すと、ホースがすぐに取れます。直前まで使用していると、インクが飛び出してきます。すぐにインクが出なくても、ホースを下にしているとじわじわ出てくるので、キッチンペーパーで包んでテープでとめておきます。



本体を立てたままだと危険なので、戻しておきます。
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②パッドを取り出す

外したトレーを上から見たところです。

黒い部分が吸収パッドで、インクをふんだんに吸っています。このパッドをすべて取り外します。
手でつまむとインクがじゅわっと出てくるので、ハサミをピンセット代わりにして取り出しました。
1か所、全くインクがついていない部分はそのままにしました。

真ん中の白い容器は、ホースがつながるガイドで、この部分にまずインクが流れ込み、周囲に広がっていくようです。容器から近い部分のパッドはびしゃびしゃで、遠い部分は乾いていました。
また使うので、外しておきます。水洗いすると、気分がいいです。
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③新しいパッドを取り付ける

コットンをトレーの形に合うように切り、詰めていきます。


私はふだん使わないので、このために買いました。100均で十分ということですが、近くにないので、セブンイレブンで買いました。大判72枚入りが半分以上余ったので、普通サイズでも40~50枚あれば足りると思います。

パッドは縦横色々な向きに入っていたので、なるべく同じになるように入れました。

白い容器は底がなく、向きや裏表に気をつけて取り付けます。

コットンを1~2枚入れた上から、この向きで、ツメ4つの下に取り付けます。ぴったりの大きさなので、上からは入りません。少しずらし気味にすると入ります。

この面が下になります。

こんな感じです。

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④トレーを取り付ける

本体を立てます。
トレーのネジがない方を下にして、下を先に入れ、斜めになった状態でホースを白い容器に取り付けます。

コットンが取れたり引っ掛かったりしていないかを確認しながら、そっとはめ込みます。
本体を戻し、ネジを締めます。立てたままだと、不安定で締めにくいと思います。
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以上で交換は終わりです。
私は1人で行いましたが、結構重いので、2人いれば支えてもらったりできると思います。

破壊してしまった排紙のフタもアロンアルファでしっかりくっつき、元通りになりました。


電源プラグをさし、電源オンすると、あのメッセージがまた出ました。

交換しただけではダメなのです。
本体の中にカウンターがあり、カウンターをリセットしないと満タン表示が消えません。

次回は、カウンターのリセットについてです。





#2. 廃インク吸収パッドを交換する【準備】

2023-08-17 13:52:32 | パソコン
廃インク吸収パッドを交換するには、準備が大事です。
途中で取りに行くと何かと回りまで汚してしまうので、先に準備しておくのがいいです。
そのためには、大まかな手順を知っておくと、何が必要かが分かります。

手順
①パッドが入っている部分(トレー)を取り出す
②パッドを取り出す
③新しいパッドを取り付ける
④トレーを取り付ける

そこで必要なものは、工程ごとに
①ドライバー (太めのプラス、中くらいのマイナス)
新聞紙
養生テープ
キッチンペーパーやティッシュ
②手袋
ビニル袋
ウエットティッシュ またはティッシュ
③メイク用コットン
はさみ
④(使うものは①と同じ)

どう使うかを、少し説明します。
①プラスドライバーだけで簡単に開きますが、内側でツメが引っ掛っているので、マイナスドライバーで押します。

インクがこぼれたりするので、新聞紙などを敷きます。うちは新聞を取っていないので、生協のカタログを敷きました。

動いたり開いたりする部分を、養生テープでとめておきます。私はいきなり本体を立てたら、排紙のフタがぱかっと開いて、本体の重みでフタを破壊してしまいました。

トレーを外すと、廃インクのホースがすぐに外れてインクがこぼれます。ホースの先を、小さく切ったキッチンペーパーで包み、テープでとめておきます。

②手が汚れるので、手袋をはめます。家にビニル手袋があったので使いましたが、ごそごそして細かい作業がしにくく、時々外していたら手が真っ黒になりました。ニトリルのぴったりしたものがいいと思います。

取り外したパッドを入れるのに、手元にビニル袋を置いておきます。

何かと拭きたくなるので、ウエットティッシュかティッシュを用意しておきます。

③専用の交換パッドがAmazonでも売っていますが、1000~3000円となかなか高価です。メイク用コットンをぎゅうぎゅうに詰めるので代用できます。100均でもいいですが、近くにないのでセブンイレブンの72枚入り220円くらいのをつかいました。30枚くらい使い、余ってしまいました。

トレーの形状が複雑で、コットンのそのままの形では入らない部分もあるので、はさみで切ります。
はさみはピンセット代わりとして、吸収済みのパッドを取り出したり、切ったあと押し込むのにも使えます。ピンセットがあればもちろんいいですが、持ちかえるのが意外と面倒です。

次回は、交換の作業です。


#1. EP-803AWのインク詰まりに端を発する出来事

2023-08-17 12:39:56 | パソコン
エプソンのインクジェットプリンター EP-803AWは10年選手ながら、プリントだけでなくコピーもスキャンもできる、我が家では大活躍の複合機です。
しばらく使わないでいたら、インク詰まり発生⁉️ 色が出なくなってしまいました。

色が出ないだけで、スキャナーとしては優秀。故障ではないし、インクのストックもあるしまだまだ使いたい。

取説通りにヘッドクリーニングをすると、少しは回復したか。でもチェックパターン印刷ではスカスカのままです。
ヘッドクリーニングでは大量のインクを消費するので、インクも勿体ないです。

何度もクリーニングしていたら、「廃インク吸収パッドの吸収量が限界に近づいています」と表示が。なんだこれ。


調べてみると、自分では廃インクパッドの交換はできず、メーカー修理だそうですが、既に受付終了とのこと。買い替えろということか。
更に調べてみると、自分で交換している人のブログがいくつかあったので、参考にしてやってみることにしました。

次回は、実際に廃インクパッドを交換してみた時の注意やポイントです。