役割は、ほんとの私ではない。

今日、久しぶりに出会った人とあって
ちょっと、嫌だなと感じた。
１００％善意で、素敵な人だ。

何が嫌だったのか？
まったく、その人のせいではない。
言葉だ。
人は、例えばお母さん
お母さんとはこういうもので、こうあるべきとか
すごく、当たり前に思い込んでいる。
思い込んでいるから、完全に無意識で、相手にもそれを押し付けてしまっていることに気づかない。

わたしはわたし
わたしはお母さんでもなければ、奥さんでもなければ
おばあちゃんでもない。
言ってしまえば人間でもないし、女でもない。

みんな役割を、ほんとの私だと思って錯覚していく。

わたしは、ベビーマッサージを教えているわけだけれど
お腹に赤ちゃんができて、出産して、ママになる人に教えるのが仕事だけれど
そんなママたちに、ぜひぜひ伝えたい。
あなたは、奥さんでもなければ、嫁でもなく、ママでもない、
そういう何者でもない時間を
１分でもいいから作って大切にしてほしい。
ほんとうに自由な時間を
何をするより、充電されるはずだ。

そして、それは、旦那さんにも、パパにも、保証してあげてほしい。

そしてそして、それは、赤ちゃんにとっても、とても幸せな時間になる。

リフレッシュしたら、また、役割を演じる。