ウォッチ銘柄である学究社の23年3月期決算です。
事業セグメントは、教育事業、マンションを扱う不動産事業及びその他からなります。
今期の不動産事業は、新規案件もなく前年比減に落ち込みました。
セグメント |
2023 |
2024 |
増減率 |
教育事業 売上高 |
12,299 |
12,520 |
+1.8% |
不動産事業 売上高 |
168 |
167 |
-1.1% |
その他 売上高 |
800 |
822 |
+2.7% |
売上高は、2億円増加した一方で、売上原価は3億円増、販管費は横ばいでした。
その結果、売上総利益率は37.6→36.4%、営業利益率は21.3→20.4%に悪化しています。
昨今の人件費増の流れもありますが、生徒数の伸び悩みは苦しいところです。
資産は、現預金が19→22億円で増加でした。
また、建物及び構築物も56→60億円に増加しています。
負債は、長期借入金が15→13億円に圧縮されました。
利益余剰金は42→50億円に増えました。
営業キャッシュフローマージンは20→17%と下がりましたが、投資キャッシュフローが9→3億円に減ったのでフリーキャッシュフローは17→19億円に増加しています。
株価は、2,000を割ってしまいました。
都内に特化しているだけに、伸びしろは限られているようです。
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