株価高騰で利回りが下がった三洋貿易の17年9月期決算です。![]() 化成品・自動車部品・機械機器関連を扱う貿易事業を展開しています。 セグメント別では、化成品、機械資材及び海外法人は増収増益、国内子会社は減収減益でした。 売上高は78.3億円増加した一方で、売上原価は55.8億円増加、販管費は13.6億円増加しました。 その結果、売上総利益率は16.7→18.1%、営業利益率は6.8→7.3%に改善しました。 自動車関連のビジネスが好調で、ここ3年間伸び悩んでいた売上高が13%増えています。 ![]() 資産は、現預金が37→26億円に減少しました。 一方、受取手形及び売掛金が129→152億円に増加、商品及び製品が77→105億円に増加しています。 負債は、短期借入金が7→16億円に増加しています。 支払手形及び買掛金も、70→82億円に増加しています。 ビジネス好調で、バランスシートは大きく膨らんだようです。 ![]() 営業キャッシュフローに占める売上債権やたな卸し資産の比率が高まっています。 商社ならではの宿命でしょうか。 株価が上がって、以前の様な高配当銘柄のイメージは無くなりました。 かと言って成長銘柄にも思えず、判断は難しいところです。 ![]() |
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