今回は食物繊維について話したいと思います
ところで食物繊維とは何でしょうか?
そのことから話していきたいと思います。
【食物繊維とは?】
食物繊維とは、人の消化酵素では消化できない成分のこと。
炭水化物のなかの、糖質を取り除いた成分が
食物繊維です。
この食物繊維には2種類あります。
そのことは、後ほど詳しい説明をします。
簡単に説明しましたが、これらは本当に欠かせない成分の一つです。
今回は食物繊維について、
以下の通りに解説したいと思います。。
①食物繊維の意味
②食物繊維は2種類ある
③腸が『第2の脳』?
④日本人にしか効かない食べ物
⑤まとめ
【①食物繊維の意味】
食物繊維は体の栄養にはなりません。
ではなぜ必要なのでしょうか?
それは、腸内細菌のえさになるから。
ここで腸内フローラの仕組みを話す必要があります。
腸内フローラとは、腸内細菌の多様性のことです。
腸内フローラでは大きく分けて
『善玉菌』『悪玉菌』『日和見菌』の3種類がいます。
善玉菌と悪玉菌は常に戦っている状態、
日和見菌は優勢な方に加勢します。
その善玉菌のエサになるものが食物繊維です
では、悪玉菌が優勢になるとどうなるでしょうか?
便通異常、肌荒れ、発がん、アレルギー、糖尿病…。様々な病気を発生させる原因になります。
ちなみに理想的な『善玉菌』『悪玉菌』『日和見菌』の割合は『2:1:7』と言われています。
食物繊維を取る意味がわかったと思います。
【②食物繊維は2種類ある】
そして食物繊維には2種類あります。
『水溶性食物繊維』と『不溶性食物繊維』
です。
水溶性食物繊維は、その名の通り水に溶ける食物繊維。
これが先ほど話した善玉菌のエサになるものです。
いっぽうの不溶性食物繊維は腸内細菌のえさにはなりませんが、腸を刺激し、便通を促進します。
これらはどちらも大切です。
腸をきれいにするには、この2つが有効だからです。
では、食物繊維はどれくらい取ればいいのか?
厚生労働省によれば
1日あたりの量は『18〜69歳で男性20g以上、女性が18g以上』となっています。
【③腸が『第2の脳』?】
実は腸が第2の脳と言われているのを知っていますか?
それは進化の流れにあります。
人間を含めた動物のもとは、腸です。
腸で考え、腸で行動していました。
今でも原始的な特徴を持っている代表例が
ミミズです。
その腸の考える部分が、脳に。
消化する部分が小腸に。
呼吸する部分が心臓に…。
っと、腸からいろんな臓器に派生しました。
腸でまとめるのは、様々な面で効率が悪かったからです。
そのなごりは今でも残っています。
腸にある神経細胞は、脳の次に多いです。
このことは意外と知られていません。
自分にとってはなんか感動的です(笑)
【④日本人にしか効かない食べ物】
人種によって、食べるものが違います。
それによって人種で相性の合うもの、合わないものは存在します。
その日本人だけしか効果的な食べ物。
それは海藻類です。
海藻類は、日本人の腸だけがビタミンなどを、効率的に吸収することができます。
それは昔の食生活が由来です。
日本は、大陸が海に囲まれた独特の場所。
そこで食べられた、わかめやあおさなどの海藻類が、日本人の腸に合うように進化しました。
この人種による食べ物の相性が、
逆に健康的な食べ物を分かりづらくしている要因のひとつだと思っています。
【⑤まとめ】
いかがだったでしょうか?
食物繊維は、かなり大切なものです。
日々の食事にしっかり取り入れたいものです。
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