家から麦茶を持ってくるのを忘れて療育センターにある自販機で初めて何か買ってみようと思った私。
「あい(仮)ちゃん、自販機で飲み物かってみる?何がほしい?」
自販機の前でしばらく飲料を見た娘は
「これ!」
とお茶を指差しながら言った。
小銭を娘に渡してボタンも押させたら(1番下の段だった)
ドカンと音がして飲料が落ちて来た。
「ここをこうやって開けてとるんだよ」
と促したら娘が触った後びっくりしてなかなか取ろうとしない。
「どうしたの?」
「あい、大ピンチ」
引っかかってとれないとかな、と私が取ってみたらお茶があつい。
娘は冷たいやつしか飲まないのに、私もボケていたな、と。
「ホットだったね、あ、上にクールがあるよ。もう一回やろうか」
娘が喜んでもう一回小銭を入れて冷たいお茶を手に入れた。
娘は熱いのと冷たいのと両手に持って笑顔になって「大ピンチ」と言う。
(娘は子供の絵本の大ピンチずかんが大好き。1も2も好き。テレビでながされる大ピンチずかんの広告の歌も歌う。)
待機する椅子に座って熱い方のお茶のふたを開けて
「あいちゃん、あついお茶飲んでみる?」
と聞くと
「ママが飲んでみる」
と私におしつける。
「良いよ、ママは寒がりだから熱いお茶好きだから。」
冷たいお茶の方もフタを開けて娘に渡すとあまりのどが乾かなかったのか少しだけ飲んだ。
(娘はブラックチョコ好きの渋い舌を持ってる)
リハビリが終わって家に帰る時間になったら外が寒くて、ぬるくなったお茶を娘に渡して手をあたためるようにした。
娘は嬉しそうだった。
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