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最後から二番目の恋 中間の感想

2012年02月18日 | TV・ドラマ

ここまでの自己満足度 5点満点で5点+α

中井貴一がいちいち面白くてステキ!

今期ドラマの中ではこれダントツ!!

ま、年代的に自分と合ってるってのもあるんだけど、脚本が岡田恵和(よしかず)だから余計好きです。

ここにきて中井貴一という俳優の魅力をひしひしと感じてます!

ちなみに中井貴一と私は同い年で50歳。

若い頃の彼ってまじめな役しかできない堅物なイメージしかなかったけど、もちろん「ふぞろいの林檎」とかもあったけど、この人は間違いなく年を重ねるごとに魅力的になってくるタイプの俳優さんだ。

少し寂しくなってきた髪も含めて、若い頃より今の彼のほうが断然イイ!

もちろん演技もですよ。

今作のちょっと真の抜けたお人よしの中年男、長倉和平という役柄がすんごく合ってる!

また、小泉今日子演じる吉野千明との掛け合いも絶妙!

今話の冒頭、偶然スーパーで会った二人が、強引な千明によって行きたかったレストランで食事をすることになり・・・。

いちいち、つっかかってくる千明に"地雷"という表現を使ったセリフがたまらなく面白くて。

その地雷が「いくつあるんですか?」という和平の言葉に千明は「100はあります。」と。

すると和平が「100越えですか~。」

「えぇ、時々、自分で踏んじゃうこともあります。」と千明が。

この表現は最高でした!!

あるあるぅ~、このくらいの年齢ってそ~ゆ~のあるよねぇ~って見ながら一人で共感するアタシがいた。

千明は45歳でキャリアウーマンですが独身という設定。

私も晩婚だったからその気持ちはよくわかる。

シャワーの水がはじくような若い子たちの恋愛ドラマとはちがって、このドラマに出てくる"そこそこ年くった男女"の恋愛の駆け引きが実に不器用で滑稽で面白い!

浜崎あゆみの歌うエンディング曲に合わせて映る出演者たちのモノクロのスナップ写真もとても自然体で良い!

このドラマの空気感がすべて好きです。


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