やっぱりというか沼にハマる。
エンドウの気動車、キハ56系の前々回くらいのロットから車高の調整が入ってます。
簡単に言うと車体と台車間の車体調整コマの気動車用に専用パーツができ、1㎜強厚くなっています。
今いじっているキハ54、その変更前の製品で駆動台車側はMPボルスター、非駆動側はそれまでのもの、と新規動力導入と在庫消費を計っていたのかなあという仕様。
で、当時の電車に合わせた台車周り仕様だったのですが。
それ引きずってる製品ですが当時の最新仕様。
台車枠を外し、MP用の部品と組みなおす。
車体側には旧製品のボルスターが。
床板の台車センター穴にMP台車に改造用の真鍮パーツを埋める。
ついでですからモーターの前後を入れ替え。
台車を外し、スペーサーを入れ替え、台車を止めているネジを専用の2x9㎜ネジに交換。
このネジ、長すぎるとMP軸と接触してしまうから長さの管理は重要です。
9㎜ネジが入手しにくいですから10㎜ネジを代用するときはスプリングワッシャを重ねるなどしてボルスターからネジが飛び出さないように調整します。
ということで、高さを直した結果。
左が手を入れている旧製品を直したもの、右が現行車両。
高さが合っているのが確認できます。
最近のカプラー、繊細なものが多く、車両高さ管理は重要。
ここを調整するのが基本中の基本。