鉄 時々TDR 27系統

06-Sep-20 MPギア 13:1

昔の話…
ブラスモデルの客車って重くて長い編成になると機関車1台で牽けなくなることが。
これを安易に解決するには客車にモーター積んじゃうなんて言うのが。
Nでもこのアイデア使った車両が出たことがあります。

で、EL、DLは協調するけれど、SLになると速度が違いすぎて対策しないと。

さて、話はさかのぼり、E社がN参入したときEC10という小型モーターを使用、多分大量に用意。
黎明期のお話で結局撤退、製品はあっちこっちで投げ売りされてました。
ただ、部品は余っちゃったのかなあ、このモーターをHO転用。
私も持っている167系、その他205系モハに使用したかな。
トルクが無いモーターで1両に2台のモーターを積んで前後の台車を其々駆動させてました。
まあ、4両ぐらいなら大丈夫だったのか?
高回転モーターだからこの時のMPギアは13:1でした。

この組み合わせ、使い切れなかったか同社の初めてのまともな気動車キハ20系にも使われましたが。
これがダメだった、片台車駆動で、床下器具もダイキャストで重く、重いT車を牽けない。
モーターなしのキハユニ26を組み込むにはM車を2両必要としてました。

これを買っちゃたのですが数年後に再生産したとき、さすがにダメと思ったかメーカーで下回りの換装を受注で実施しました。
新しい下まわりはその後にでた気動車と合わせ、CN16と13:2のギア比に。
長々書いたけれどまだ続く。

これで13:1は廃番かと思えどまだ残っていたか、モーターの都合かは知りませんが、上回りプラ、下回り金属製のキハ110系を発売、この時の組み合わせがLN14高速型と13:1。
これが評判が悪い、半分プラの車体だから軽く、1M2Tでも動くけれど、高速型とはいえ、一般LN14の2倍の回転数で回るわけではないので結果的には遅い。
一方で普通の気動車は一般LN14+13:2ですいすい動くのに、新型気動車はラピッドスタートのうえ最高速で追いつけない。こんな製品が出来上がる。 評判悪かったのはプラなのに値段が高いだけではなかった。
数年後の再生産発売のキハ110改良製品では一般気動車と同じ組み合わせに。
この辺でようやく標準化できたのかな

さて、この駄文の結論に。
そんなわけで13:1のMPギアは作ったものの今は手に入らない。
最初のフレーズ、客車にモーターを…にようやく結びつく。
つまり一般のLN14に13:1のギアを組みわせると遅くなる。 
この13:1ギアがいまさら欲しい…
どうしようと無い知恵ふり絞って思いついたのが古い製品からとりあげる。
いまさら167系とか205系の古いのといったって中古市場にほとんで出てこないし出るまで待ってたくない。
だけど、キハ110初期ロットは時々見かけるし、安い。
このギア召し上げのために2両探して購入、モーターはなんかに使えるかもしれないけれど、と思えどいまだに箱の中。  

T車が2両できちゃったけれど、一両をM化しようかと。
片台車駆動でいいかな。

長々とお付き合いくださいましてお疲れ様。
ありがとうございました。

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