常さんの徒然写真日記

旅や趣味を写真を主に紹介、でも何となく鉄道旅行が主なテーマになりそう。

黄山に登る(2)

2012年07月07日 | 旅行

黄山の山腹に宿泊し早朝よりご来光を見に暗い山道を展望場所まで行く。ご来光の確率表示がホテルにあり60%となっていた。しかし結局雲がかかり御来光そのものを仰ぐことはできなかった。天候に恵まれただけでもよしとするしかない。世に御来光をありがたがるのは東洋人に限られ片や欧米系ではどちらかというとサンセットの方が人気と聞いた。私自身も特に御来光に興味を持つわけでないが、朝日の具合で山の輝きがどのようになるかの多少の期待はしていた。雲海が立ち込めその中から朝日がのぞくことができれば最高との話であった。

 

宿泊した山中のホテルは山頂にあるわけでは無いため、いずれにしてもまた上り下りを繰り返して下山することになる。ホテルを出るといきなりまた上り道に入る。

とても耐えられない人のためにかごが用意されていた。大体2万円位と聞いた。但し体重は関係ないらしい。この値段最近富に増えた金持ち中国人にはたいしたことは無いだろう。

 また何箇所かの展望場所を通るが私は不覚にも展望場所から降りてきて歩道を歩き出したとたん何かに躓きよろけて鎖のつってある石柱に胸の付近を強打してしまった。ここは山道とはいえ歩道も石段も保護柵柱も全て石でできていて、逃げ道が無い。胸をぶつけたのはカメラを持っていてそのまま手を突くとカメラを破損でなく破壊してしまうのを防ごうとしたしたためである。わずかの痛みはあったが打撲傷のきついもので、少しの間がまんすれば治ると思って日本に帰って念のため医者に見てもらったら、なんと左鎖骨を見事に骨折していた。

 乗ってきたロープウェイでまた山を下る。

宏村

 古村として世界遺産に登録されている黄山市郊外にある。11世紀よりある一族が住み明、清時代の建築がそのまま保存され、現在も実際にその人々が生活をしている。山より村に水を引き村中を水郷が走り池に至る。水道として、洗濯水として皆時間を決めていっせいに利用するという。村の中央には池を配している。

          アヘンをすう為の正式な?椅子。

 西逓村

宏村と同様に世界遺産に登録されている村。

 村より有名人(官僚など)を輩出すると立てられるという記念門、多数並んで立っていたが文化大革命のときに全て破壊されたという。この門だけは泥を塗りつけ汚し、なおかつ赤い字で毛沢東万歳と書きなぐって危うく難を逃れたという。その赤い字の痕跡はは今でも残っている。

 客間か主室か。風水を含め棚の並べ物全て一定の決まりにより配置される。

   日本で言ううだつ、ここでは馬頭壁とよばれ防火目的であることに代わりは無いがほとんど様式化しており、この古村に限らずあちこちの現在の建物にも見られる。

 ある住宅に張られている張り紙、2012.6.22当家にて豚を解体するので皆の衆おいであれ。売るのか配るのか定かでなかったが比較的最近のもの。

 屯渓老街

明、清時代の建物が残る黄山市内屯渓のショッピング街、老街。

   

 ショーの観劇

あるときは宝塚歌劇、あるときは雑技団、サーカス、あるときは京劇風といった具合。伝説を基にしたストーリの場面になっているがとにかく舞台装置含めエンターテインメントに徹した大劇場の40分ほどのショーだった。

   



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