坂の多いリスボンで欠かせないケーブルカー。市内に7箇所くらいあるらしいが全部乗る予定が結局乗ったのはロッシオ広場そばから出ているこの一つだけだった。
Lisbon cable 通常2台のケーブルカーがつるべ式に動くはずで、ここもそうなっているが運転席左のマスコンのようなものはどのような時に使うのか後になって気になった。ここの場合道路に自動車は入らないが民家や歩道も横にあり緊急停止などに対処することもあると思うが。
ファーストフードを売っているクラシック車だがどう見ても本物。
リスボンには地下鉄もあるがトラムもきちんと活躍している。さらにその5系統のうち3系統にクラシックタイプのトラムが使われている。これが世界中からの観光客にも人気になっている。古い町並み、特に旧市街の路地のようなところを走り回り見事に調和している。車輛は観光用にとってつけたものでなく本物のレトロ車両だが乗り心地など見えないところで最新の技術で補完されさらに加速、ブレーキとも申し分ない。実際に乗って見てこのレトロ路面電車はただ観光受けの為だけにに残しているのでなく狭い路地を急カーブしたりするにはこの小型車しか無理でないかという必然性も感じた。他の系統にはLRT車が導入されている。
フィゲイラ広場からは12系統のレトロ車が走る
lisbon tram
ポルタス・ドソル広場 レトロ市電に乗って何となく降りてみるとリスボンのビュースポットの一つだった。
サン・ジョルジェ城址より。リスボンの四方が望める。
コメルシオ広場 25系統車は集電にポールでなくパンタを利用していた。この違いは何か。
Lisbon tram2
車庫にはダブルルーフ(二重屋根)車も並んでいた。記念日にでも走らせるのか。
ジェロニモス修道院 マヌエル様式と呼ばれる装飾の壮大な建築が素晴らしい。
発見のモニュメント ポルトガルを世界の海洋王国に育てたエンリケ王子500回忌(1960)に作られたモニュメント
ベレンの塔 16世紀に作られた。外国船出入りの見張り塔。大航海時代は王がここから帰ってきた船を謁見したという。
狭い路地を機敏に走る。12系統
Lisbon tram3
28系統終点、我々と英語圏の夫婦の二組が終点まで乗っていた。皆そのままループ線で戻って行くが運転手からとにかく一旦降りろと言われた。
28系統 ロッシオ広場横のフィディラ広場から出ている。
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