高野山に鉄道で行く一番オーソドックスな方法は南海難波駅から高野山線に乗っていくことだろう。2004年に熊野一体と含めて世界遺産として登録されここに行くのに難波から特急にのり往復でき高野山内路線バスや拝観料割引など含む世界遺産切符があり大変便利と思った。ところがもちろん想定内ではあったが二人で6、7千円するこの切符がこの天下の難波南海の大ターミナル窓口でクレジットが使えないのである。多くの外国人も訪れる世界遺産に行く便利な割引切符をクレジットが使えないのは逆の立場で自分の海外での便利な経験(先進国なら鉄道でも博物館でも)より、外国よりの観光立国を目指すという中なんともちぐはぐで不便な思い、思わず窓口の人に信じられないことだといってしまった。
高野山山岳線迄直通する特急は以外に少なく10時以後この11時発の特急も臨時便であった。
橋本を過ぎ高野下より極楽寺終点までは山線として50‰の勾配が続き、これは東の箱根登山鉄道(80‰)ともに立派な登山鉄道となる。昨日乗った京都叡山電車の鞍馬線も同じ50‰あるがこちらは本線直通の大型車両が走る。本線直通だが特殊な強力な出力を備え、急カーブのため若干小型化した専用車両が使われる。
鉄道線特急は極楽寺終点だが、実質ケーブルカーに自動的に接続しその終点が高野山駅として切符は一体化している。
大会堂 鳥羽法皇の追善のために建立された堂、大法会がある時にまずこの堂に会して行列を整える。現在の堂は、19世紀に再建。
多くが山中のためか雷等で焼失、その後何度も再建されたものが多い。
今夜の宿は淀屋橋に取った。今回の旅行は実は折角取れた二三日の合間一度は大阪のユニバーサルスタジオに行って見たいととりあえず宿を大阪に確保したのが本当なのだが、その後色々調べるとこのスタジオは普段でも一日並んで二つか三つ乗るのがやっとであり、しかもこのお盆休みの暑い時期一年で最も混む事を知り、こちらは改めて研究して出直すことにし昨日の京都も今日の高野山も出発直前になって決めたのが実態である。今の時代、汽車に乗りながらでも先々の詳細情報がwebで調べられ、本当に私のように思い付きで動く事の多い者には便利さを感じる。
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