安部好巳

山学校を始めよう

生き方 (2)

2013-01-21 | 山学校
2013-01-20
            生 き 方 (2)

前号で、南九州をデザインする旅に出かけたことに触れましたが、NHK火野正平心旅で霧島神

宮から沖縄へと放映され目がはなせない、これも出会いの縁であろう。

今年からは朝、昼、毎日15分番組、土曜、日曜は1時間番組で、自治体の取り組みが手に取る

ようにわかる。20年前の行脚が思い出され懐かしい。

計画に当たり、自治体の企画部を訪問すると応対で随分開きがあり、即対応して現地案内をして

くれるのが、稲盛さんの出身地方で、人口も増加していた。リサーチ(調査、研究)の資料が用

意されているか、企業誘致の熱意を判断できるし、港湾整備についても関心事と捉えていました

1957年正月帰省した時、運輸省所管港の細島港、油津港、志布志港、垂水港、鹿児島港等を

視ていますので進展の推移を察すると、自治体リーダーの人格が読めてきます。

さて、稲盛さんの書を初めて手にしたのは、2002-5-29中坊公平さんとの共著「徳と正

義」でした。まえがきの出だしに「ガキ大将」と「ボンボン」の接点とあり、山学校論者ではと

うれしく思ったことをおぼえています。

文中に大学卒業して意中の仕事に就けそうにないといっそのことヤクザにでもなるかと思ったと

書かれている。このことは2005年ころ日野原重明先生と対談でも見受けたことがあります。

瀬戸内寂聴さんの講和で知った忘己利他、日野原先生稲盛先生みなさんが利他の心を説かれます

3.11東日本大震災の発生時の政府、東電幹部、関係部局の対応が明らかになりつつあります

が、高学歴で指導的立場にいたリーダーの言動はお粗末野の一語というほかありません。民放の

二時間番組で尊敬する大学院教授がオール5の生徒が集まる大学も考え直さなければならないの

かなと発言されたことを忘れられません

オリヴィエ・ジエルマントマ著  日本待望論        
アーニー・ガンダーセン著    福島第一原発ー真相と展望
羹 尚中著           続・悩む力

3.11後読んだ本 日本の行く末を案じている。次稿に

      2013-01-20     安 部 好 巳

 


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