拓二の仕事に付いて行くので裕一が帰ってから食べる用意をして出てきた、拓二と話して
居るのが一番気休めになる、病院の先生は半年位と期限を切られていたのにもう半年も
過ぎているのにあんなに元気なのが不思議やね、病気と上手く付き合っているのか、
喜んでいいのか嘆いて好いのか分からんねと言いながら仕事をこなしてお父さんが寒がるので
帰ったら灯油を買うて来てと言って居たら健さんが自分で買うて来てストーブをつけて居た、
夜はスナックに行こうと言われて付いて行きママに思いっきり愚痴を聞いて貰った、
(友人の前では自分の事を悪く言われても笑って聞いて居るので日常の何でも無い事に怒る
嫌な事をみんな話して来る)気分爽快やわと言いながら9時半にうちは先に帰るけどと言ったら
何時もならもっと後まで居残っている健さんが俺も帰ると言ったので一寸吃驚した。