小鳥と猫とわたし

保護ねこグループさんから我が家にやってきた2匹のネコ、音楽、鳥や植物、本、毎日のあれこれを綴りたいと思います。

チチェスター詩篇

2016-08-07 23:58:24 | 音楽
急に聴きたく なった
バーンスタイン作曲チチェスター詩篇。



バーンスタインといえば、
ウェストサイド・ストーリーですが、
ユダヤ系のバーンスタイン、
宗教曲も多く残していまして、
私はこの曲が好き。
20分弱という聴きやすい長さながら、
ぎゅっとドラマチックな展開があります。



3部に渡り、
ヘブライ語で詩篇が歌われいる。

1部
ばーんと爆発的な不協和音から
打楽器バンバンの
明るい感謝の歌。

2部は
軽やかなハープの伴奏に
ボーイソプラノの詩篇23:1-3が始まる。
少年ダビデのイメージ。

「主はわが牧者なり
われ乏しきことあらじ
主はわれをみどりの野にふさせ
いこいの汀にともないたもう
主はわが魂を活かし
御名のゆえもて、
我を正しき道にみちびきたもう」

この中の
"Adonai ro'i, lo ehsar."
「主は我が牧者、
われ乏しきことあらじ」
が、以降繰り返し顔をのぞかせながら、

3部。
穏やかで平安に満ちた歌が始まる。

最後は
詩篇133:1
ささやくように、

兄弟が和合して共にいる
麗しさを歌って終わる。


オリンピックが21日まで
平和に開催されますように!
にほんブログ村 クラシックブログへ
にほんブログ村

雨の日・チェロの日

2016-06-28 22:18:48 | 音楽
そぼ降る雨の日。
今日は朝からずっと
家で地道な作業しながら、
懐かしのCDを次々聞きました。


Mレーガーの無伴奏チェロ組曲。


語りかけるように、
探るように、促すように
歌うチェロ。


サントリーホールで
初めて聴き、
衝撃を受けたあの日から20年かぁ…

思えば遠くへ 来たもんだ…






夜、仕事を終えて、
再びチェロ曲。


今度はカザルスの弾く
ハイドン・アダージョ。



カーテンの中にひそむ ころん。

ころんも、聞いているの?



にほんブログ村 猫ブログ MIXキジトラ猫へ
にほんブログ村 クラシックブログへ
にほんブログ村


You raise me up

2016-06-24 12:03:39 | 音楽
歌レッスンに、急きょ 楽譜を持ち込み、先生に無理言って見てもらいました。




来日中の友人が 思わぬ困難に見舞われ、
この歌を持って、励ます会をする事になりまして。


"You raise me up"


2006年トリノオリンピック、
フィギュアスケートのエクシビジョンで、ゴールドメダリスト荒川静香さんが
滑った曲です。

イナバウアー、流行りましたね!

演技も素晴らしかったですが、
この歌詞がまた いい。

歌のメッセージとしては…



かかえきれない重荷に打ちひしがれ、
立ち上がれないような時、
そっと寄り添ってくれる。

一緒にいて、
険しい山々を越える力、
荒れ狂う海に立つ勇気を
与えてくれる。

自分の限界を超えた 自分に
引き上げてくれる。



そんな、最大にして、最愛の
存在を歌っているのかな、
と私は 捉えています。



ただ、2回の転調で どんどん高音に
なっていくんだなぁ…

h2、2オクターブ上のシはビッミョー


ベルカントだけでなく、
ミュージカル的な歌も教えてらっしゃる先生。


英語独特の発音を、
口の形を変えずに唇をうまく使って
作る練習も難しかったです。


あとは、
「前へ前へ、
もっと自己主張をしなきゃダメ!」
とご注意頂きました。

これって、マインドの領域ですね



帰宅しましたら、
にゃんずは、気持ち良さそうに
寝ていました。
涼しくてお昼寝日和なんでしょうね。












にほんブログ村 猫ブログ MIXキジトラ猫へ

にほんブログ村 クラシックブログ 声楽へ

我が母の作りたまいし歌

2016-06-08 19:01:19 | 音楽
なんだかんだと
仕事の整理がついた午後、
楽譜の棚を整理していて、
久しぶりに、こんな物を出してみました。
ボンヤリした写真で、すみません。


音楽が好きながら、
楽器を習う機会のなかった母。

音楽が頭に浮かんでくるのに、
楽譜に出来ないジレンマを抱えながら、
50の手習いでピアノと作曲を習い始めて、かれこれ…20年。

新曲ができるたびに
楽譜を送ってくれます。

子供がまだ小さかった頃のことを
歌っているものも多くて、
こうして今、改めて見ると、
宝物。

母の曲をしみじみ歌う、
そんな 梅雨の中休みでした。

にほんブログ村 クラシックブログ 声楽へ

さらば 4分の3

2016-05-28 19:31:03 | 音楽
"The best thing about the future is that it comes one day at a time."
「未来というのは、
一日単位で やってくる。
そこが最高ではないか」(超意訳)
/エイブラハム・リンカーン

道端のタチアオイ


ついに手放した、
息子の使っていた分数ヴァイオリン。

レッスンはやめてしまいましたが、
家では 思い出したように
楽しそうに弾いています。

楽しみやなぐさめ、癒しになる
日もあると思うから、
近々フルサイズを買って
かたわらに置いてあげようと思います。

先のことは分かりませんが。

未来を信じて。


にほんブログ村 クラシックブログへ