小鳥と猫とわたし

保護ねこグループさんから我が家にやってきた2匹のネコ、音楽、鳥や植物、本、毎日のあれこれを綴りたいと思います。

しっぽのはたらき

2017-02-28 22:17:45 | 本・映画


今週はこの本を小学校で読んできました。

大型絵本です。

どのくらい大きいかというと、このくらい。


1人で開いて読むには、ちょっと重かったけど、子供たちが喜んでくれて良かった♪


普通サイズの本を読む時は、なるべく挿絵のはっきりとした分かりやすい物を選びます。

教室の後ろのほうの子、耳や目が弱い子、集中して話を聞くのが苦手な子にとって、分かり易いからです。


物語ばかりでなく、サイエンス系の本も選ぶようにもしてます。

男子はこういう本の方が興味を持って聞く子が多いのもありますし、

身の回りの事を改めて見つめ直したり、たくさんの不思議に出会って欲しいなと。



わたし自身、この「しっぽのはたらき」読んでみて、改めて哺乳類でしっぽがない生き物って少ないなぁ〜と考えてしまいました。

コアラ、テンジクネズミ、オオコウモリ、テンレックなど。


あと、一口にしっぽと言っても、動物の種類によって、バランスとったり、感情を表したり、かじ取りをしたり、様々な用途があるのも興味深い。




この長いしっぱは、のわ。
ただいま、リラックス中。




この短いのは、ころん。
テーブル下のジャラシを狙っているところ。
短いから、イマイチ迫力がない…。


感情がなかなか分かりにくいころんだけど、最近短いしっぽをブルブルって震わして甘えんぼポーズするようになってきました❤


おもてなしボランティア

2017-02-27 12:00:14 | つれづれ

外国人おもてなし語学ボランティアの講習会に行ってきました。





動画やグループワーク、ペアワークも交えての楽しい3時間半でした。

動画では、東京谷中にある外国人に人気の旅館となった澤の屋さんのおもてなしの様子を見ました。


澤の屋は客室12の昔ながらの旅館で、数年前客足が減って困っていたところ、同じ旅館仲間の矢島旅館に外国人客を勧められたところから今のような人気旅館になったそう。

便利できれいなイマドキのホテルより、こちらを選ぶお客さんの声。

「伝統的な日本の部屋や浴衣、食事が楽しい」
「日本的なもてなしを受けられるのが嬉しい」
「子供たちにも、その国の文化を体験させてあげたい」

等でした。


外国へ旅行したら、その国ならではのものを満喫したいものですよね〜。


沢の屋は家族経営なので、お客との距離が近く、温かい対応をしてくれるのも魅力なようです。


英語が決して堪能である必要はなく、
あらかじめ「あまり英語はわかりません」
と客に伝えておくと、双方が一生懸命伝えよう、理解しようとし合うので大丈夫だそう。

ご主人の言葉が、印象に残りました。
「よくいらっしゃいました、という気持ちを持ってお迎えしていれば伝わるものですね」

コミュニケーションって、結局そういうものだな、と改めて思いました。



2020年東京オリンピックに向かっていく今、当たり前だけど英語圏ではない観光客もますます増えています。


相手の気持ちに寄り添い、アイコンタクトや簡単な言葉を使って困っている内容を明確にし、必要なサポートをする力。

同じ日本人同士の中でも大切で、育てる必要のある、いわゆるコミュニケーション力だと思いました。



エール・ La Famille Belier

2017-02-22 11:41:51 | 本・映画


久々に涙、涙の映画をDVDで観ました。

2014年のフランス映画
「エール」"La Famille Belier"

なんだか、日本向けのタイトルがあまりに違うなあ…。なんで「ベリエ一家」が「エール」⁇


舞台もの、音楽ものの映画が好きで、ビデオ屋さんでそういう系見つけるとウキウキします。


フランスの村で酪農を営むベリエ家は、両親と弟の3人は聴覚障害がありながら、仲の良いオープンな家族。


長女のポーラは高校生活をしながらも、
牛の世話やチーズ作り、またマルシェでの販売や公的な手続きの場では、手話通訳の役割をせっせとこなす働き者。



学校の選択授業でコラール(コーラス)を選択した事で、実は素晴らしい声を持っている事に本人も周囲も気づき…



主人公ポーラはタレント発掘番組から歌手デビューしたというルアンヌ・エメラ。
演技が初々しくて、歌声も素直でのびやかで素敵。


随所に出てくる歌がまた、良いです✨

先生の趣味でミシェル・サルドゥという歌手の歌がいっぱい。
どれも初めて聞きましたが、さすが、アムールの国、愛のテーマが多い❤


自分の歌声を聞く事のできない家族へ向けて、音楽と家族への想いを手話で歌う
「青春の翼」Je Vole は、胸に迫ります。




このシーンだけ、何回も見てしまいました。


うーん、何度聞いても良い✨