ICUのキャンパス。
緑豊かで広々してます。
リベラルアーツ教育で知られる
ICU(国際キリスト教大学)の
こどもプログラムの1日目です。
リベラルアーツは古代ギリシア時代に
人が自由人として生きていく為に
必要な学問として生まれたそうです。
自由7科には、
言語に関する3学
・文法
・修辞学
・弁証法
数学に関する
・算術
・幾何
・天文
・音楽
があり、
更なる教養として
・哲学
・神学
がプラスされていたそう。
2020年には英語学習指導要領が変わり、
英語授業が小3から週1回、
小5,6年では週3回。
小学校卒業時には、
英語定型文の読み書きができる事。
中・高校を通して
英語の聞き取り、多読、速読、
作文、発表、討論をできる生徒を
育てる。
「英語を使って◯◯できるチカラ」
をつけさせよう、という事です。
それはそれで良いと思うのですが、
子供達がこれからの
超グローバル化した世界を
生きていく為には、
英語うんぬんより大事な事が
あると思うのです。
日本人が日本人としての
アイデンティティをしっかり持ち、
自分の国と地域に愛着を持つ。
その為には、
日本人の自分、日本という国を
客観的に眺め、他との違いを知り、
改めて発見して行く事が必要なのだと
思います。
レクチャー受けている子供達を見ながら、そんな事を考えました。
キャンパス内にのんびりしていた猫。
ヤマボウシの実