足を怪我してから無理な登山は避けるようにしているけれど生来の好奇心は抑えられない。
3週間前に紅葉茶屋から風穴を通り平成新山へ向かうコースの途中に鬼人谷へ下りる赤いテープを見つけた。果たしていつからつけてあったのだろうか。その時は、記憶がないテープに導かれるまま鬼人谷へ下り、江丸峰がすぐ真上に聳える場所で終え引き返している。テープがずっと左手に続いているのも確かめた。これが、いつか聞いたことがある国見岳へ縦走するコースなのだろうか。近いうちに確かめよう。
たまには攻める日があっても良い。今日はそういうつもりで家を出たのだった。
アザミ谷手前で、サングラスをかけ日焼けした、いかにも山慣れた風情の男子から親し気に声をかけられる。こんなカッコイイ人知らないよと思っているとテツ1さんでした!2、3m後ろにミラさんが居て2週連続のばったりとなりました。
蛾の幼虫や花の名前など伝授してもらいながら途中までご一緒しました。
白いレースがかかったように見えるのは『蛾』だったとは!時折り目の前にぶらぶらとぶら下がってくる尺取虫、愛嬌があるので気にとめなかったのだけど、実はシャクガ科のガ類の幼虫だった。
『蛾』と知った途端に手のひらを返してしまうのは仕方ない。注視すると奇妙に蠢いているのが一目瞭然で薄気味悪い↓
新道付近は森の貴婦人・オオヤマレンゲへ謁見する登山客らで賑わっていました。目印の赤テープ付近に近づいても、登山道際の赤テープが見当たりません。しかし、中へ踏み込むとテープは明らかに点在していました。お勧めできないコースに違いないなぁ~。でも、私たちは今日はアドベンチャーへ向かうつもり・・・。ここでミラさんご夫婦とお別れしました。
足場に問題はなく、途中結構な急登が3か所。(勿論ビニールロープがきちんと備え付けてある)。国見山頂まで3つのピークをアップアップダウンしながら1時間弱。テープ目印が途切れることなく付いているので迷う心配はありません。しかし、初めてなので、登山道が繁茂して途切れてしまい、果たしてどこまで行けるやらと不安があり引き返そうかと臆病風に幾度か吹かれました。
登山道は樹木に覆われ見えるポイントは少ないのですが、2、3か所覗けるポイントがあります。そこから広がる平成新山や普賢岳が目の前に迫って来る景観は圧巻です。高さを同じくして違う角度から観る普賢や平成新山の山相は珍しく、普賢岳山頂の人影が迫って見えました。
土石流が滑り落ちた斜面が剥き出していました。
途中ヤマボウシも見事に咲いています。
なだらかな稜線の先に、茶碗を伏せたような1か所高くなったところから男女2人の人影がこちらを見ている。どうやら国見岳山頂らしい。達成感より安堵が先に訪れた一瞬でした。
来し方を振り返ると・・・。
国見山頂に近い残り4分の1は生茂ったウンゼンクマザサをかきわけて進んだので、今から先の季節は大変でしょう。
国見山頂で久しぶりにハイタッチしましたよ。
3週間前に紅葉茶屋から風穴を通り平成新山へ向かうコースの途中に鬼人谷へ下りる赤いテープを見つけた。果たしていつからつけてあったのだろうか。その時は、記憶がないテープに導かれるまま鬼人谷へ下り、江丸峰がすぐ真上に聳える場所で終え引き返している。テープがずっと左手に続いているのも確かめた。これが、いつか聞いたことがある国見岳へ縦走するコースなのだろうか。近いうちに確かめよう。
たまには攻める日があっても良い。今日はそういうつもりで家を出たのだった。
アザミ谷手前で、サングラスをかけ日焼けした、いかにも山慣れた風情の男子から親し気に声をかけられる。こんなカッコイイ人知らないよと思っているとテツ1さんでした!2、3m後ろにミラさんが居て2週連続のばったりとなりました。
蛾の幼虫や花の名前など伝授してもらいながら途中までご一緒しました。
白いレースがかかったように見えるのは『蛾』だったとは!時折り目の前にぶらぶらとぶら下がってくる尺取虫、愛嬌があるので気にとめなかったのだけど、実はシャクガ科のガ類の幼虫だった。
『蛾』と知った途端に手のひらを返してしまうのは仕方ない。注視すると奇妙に蠢いているのが一目瞭然で薄気味悪い↓
新道付近は森の貴婦人・オオヤマレンゲへ謁見する登山客らで賑わっていました。目印の赤テープ付近に近づいても、登山道際の赤テープが見当たりません。しかし、中へ踏み込むとテープは明らかに点在していました。お勧めできないコースに違いないなぁ~。でも、私たちは今日はアドベンチャーへ向かうつもり・・・。ここでミラさんご夫婦とお別れしました。
足場に問題はなく、途中結構な急登が3か所。(勿論ビニールロープがきちんと備え付けてある)。国見山頂まで3つのピークをアップアップダウンしながら1時間弱。テープ目印が途切れることなく付いているので迷う心配はありません。しかし、初めてなので、登山道が繁茂して途切れてしまい、果たしてどこまで行けるやらと不安があり引き返そうかと臆病風に幾度か吹かれました。
登山道は樹木に覆われ見えるポイントは少ないのですが、2、3か所覗けるポイントがあります。そこから広がる平成新山や普賢岳が目の前に迫って来る景観は圧巻です。高さを同じくして違う角度から観る普賢や平成新山の山相は珍しく、普賢岳山頂の人影が迫って見えました。
土石流が滑り落ちた斜面が剥き出していました。
途中ヤマボウシも見事に咲いています。
なだらかな稜線の先に、茶碗を伏せたような1か所高くなったところから男女2人の人影がこちらを見ている。どうやら国見岳山頂らしい。達成感より安堵が先に訪れた一瞬でした。
来し方を振り返ると・・・。
国見山頂に近い残り4分の1は生茂ったウンゼンクマザサをかきわけて進んだので、今から先の季節は大変でしょう。
国見山頂で久しぶりにハイタッチしましたよ。
今日は
今度はお二人で雲仙岳の未知の山路を歩き国見岳を目指されましたね
樹木に覆われた山路を歩きながらも頭上のヤマボウシや平成新山や普賢岳の初撮りを楽しまれましたね
国見岳山頂でのお二人のハイタッチの姿を想像しました
お元気になられて以前のように山を楽しまれているので雲仙や多良でミラさん達のようにお会いできる日が有るかもしれませんね
次回は、紅葉の頃、逆コースで国見山頂から鬼人谷を下に見下ろしながら巡るつもりです。
また、ぼん点棒さんにお会いできる日があったら良いですね