晴山雨読ときどき映画

“人生は森の中の一日”
山へ登ったり、本を読んだり映画を観るのは知らない世界を旅しているのと同じよ。
       

五家原岳~中岳~北峰

2020年07月30日 | 
金泉寺階段から登り西之越えのオオキツネカミソリを鑑賞する予定でしたが、林道が交通止めになっています! 今年の降水量は例年の2,5倍だと言ってましたからねぇ~。



オオキツネさんは諦め、五家原岳山頂へ車を回すしかありません。縦走して中岳先の樅ノ木ルートから上がった北峰へ久しぶりに行くことにします。
ヤマシグレは実になっていました。


湿度は94パーセント、温度は24℃とまあまあ。足元は濡れていて滑りそうだし、崖となる場所には最大の注意をはらって進みましょう。



ホトトギスやテリハノアカショウマ、初秋の花々も見られます



このコースにはオオキツネの大群落はないのですが、ヤマシャクヤクが咲く斜面にはあるかもしれないと淡い期待を抱いていました。予想的中! 静かな佇まいの群落が待っていました。







2年ぶりの北峰の山頂ランチです。秋には寝転がって紅葉の葉に見え隠れする空を楽しめます。



家で見かけるムカデさんは即刻消えて戴きますが、山ではお仲間



キガンピ


ホトトギス


オカトラノオ


戻った五家原岳山頂から経ヶ岳が煙って見えました



駐車場にとまった一台の軽乗用車の前に何やら不思議なものがつりさげてありました



訊ねるとアサギマダラの移動調査をやっているご夫婦でした。アサギマダラにマーキングして放し移動歴を調べているとのこと。

雄の後翅に性標の黒い点がついている



三角紙の中でも死なないからきっとたくましい生命力なのでしょう。鱗粉がほとんど手に付きませんでした。家に帰り黒色フェルトペンで透明な羽根の部分に書くのだそうです。マークはアルファベットと数字の組み合わせで書くと外国の人にもわかり易い。それぞれ違う番号で個体識別がされる。
また山での色んな活動をされている方との出会いがありました。嬉しくなります!



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