晴山雨読ときどき映画

“人生は森の中の一日”
山へ登ったり、本を読んだり映画を観るのは知らない世界を旅しているのと同じよ。
       

尾瀬 小至仏山~山の鼻 その4

2010年07月28日 | 
日光連山や谷川岳は生憎雲間に隠れて見えませんでしたが、さほど広くない小至仏山の山頂からの展望も至仏山に劣らず素晴らしかったのです。





クモイカリソウ


ハクサンチドリは某テレビの朝ドラの中で「ハクサンチドリを見て死にたい」というセリフが印象に残っていて会いたい花でした。ヒメシャクナゲはウラジロヨウラクツツジと似てますが葉が違っています。紛らわしい花の連続に目が付いていかずに「これはちょっと先のと違うよね」「様子だけじゃだめだよ、はっきりどこが違うと分からないと・・・」。
何度も同じような会話を繰り返しました。

 


ベンチのあるお花畑を通り過ぎるとオヤマ沢田代に着きました。小さな斜面湿原にはワタスゲに混じって大きなリンドウが咲いていました。

タテヤマリンドウ


イワカガミ


山小屋のお弁当はおにぎり2つに野沢菜のパック漬物。700円にしては高いなとつぶやきながら食べて先を急ぎます。
マイズルソウは雑草のごとく当たり前に咲き群れ、贅沢にも慣れっこになってしまいました。
ユキザサも久住などで見るのよりでっかくてヒロハユキザサソウ。

 


オオバタケシマランとサンカヨウ
  


鳩待峠に出ました。これから再び昨日の夕方と同じコースを歩いて荷物を預けてある宿泊したロッジへ向かいます



連休前日ともなると昨日より人出が多くなっています。東京からの日帰り客や夏休み早々キャンプの子供たちの姿も目に付きました。



出発時の朝ヤマオダマキには気付かなかったのでラッキー!

 


早朝6時40分から歩き始めて7時間後の予定通り、尾瀬ロッジでザックを受け取りました。あと2時間ー、重量のあるザックが肩に重くのしかかりますが、尾瀬が原が待っていると励まして再出発です。

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