連休中に帰省したのですが、天草へのフェリーを3便待つほどの大混雑でした。でも、そのおかげでいつもは遠く車窓から眺めているだけのお祭り運動会に参加できました。
後ろから肩を叩いて道を訊ねたいですよねぇ。
でも、彼らは実はかかしさん達!
本物の人は少ないのに、怖ろしいほどの人いきれと賑わいをリアルに感じるのです。
先日読了したばかりの、篠田節子さんの『肖像彫刻家』という小説を思い出しました。主人公の彫刻家が創った肖像が夜な夜な動き出して話し始める件に、荒唐無稽で不自然な設定に少々無理があると苦笑いしてたのですが、然もありなんと考え直させられました。